金沢市お知らせキャンペーン

終活相談:墓じまい。手放した墓地の利用料の返金はないの?

今回は、「墓じまいを経験された際、手放した墓地の利用料の返金がないことに疑問を持った」というM.M、50代、女性の方からの墓じまい体験談とそれにまつわる質問への回答をご紹介します。

私が墓じまいしたときの話しです。私の両親の実家の墓は県北にあり、両親の実家はまだ残っていたのですが、老朽化して危なくなってきたため、家を売ることにしました。

しばらくして買い手がついて、家が売れました。もうすでに、父は他界し、母は県北から都市部に住んでおり、父の入っている先祖の墓だけが、そちらにあるという状況になりました。

母も年齢を重ねており、私は働いているため、そうそう墓参りにはいけません。そのため、その墓は墓じまいをして、母が通いやすいところに墓を移すことにしたのです。

元の墓は、お寺の敷地の一部になっていましたので、お寺の住職さんに相談をして、今ある墓をどうすればよいか、移設をするときに、なかのお骨はどうすればよいか、など相談したところ、業者さんを教えてくださいました。

移設先の墓地を購入し、業者さんに依頼して墓を移しました。元の墓は、住職さんにお願いをして供養をしていただきました。

元の墓は先祖代々使ってきたお墓でした。そのお墓をしまい、そして、移設することに対して、母のみではなく、姉妹、兄弟などの関係者の理解を得ることが必要でした。表向き、仕方ないね、といった反応ではありましたが、信心深い母の姉妹はもしかしたら、何か思っていることがあったかもしれません。お墓を守っていたのは母ではありましたが、やはり、信心深い年配者の理解を得るのは難しいものがあると感じました。

一つ疑問に思ったのは、お墓の使用料のことです。元のお墓は先祖代々から使用してきたものですが、墓をお寺に返しても、特段何か返金があるとかそういったものはありませんでした。登記などはもっていなかったかわりに、敷地の利用料なども支払う必要もなく、といったものでした。きっとお寺の敷地内にあるものでしたので、お寺に所有権があるものだったのでしょうけど、こんなものか、と少し疑問に思いましたが実際他の墓地などはどのような扱いになっているのでしょうか。

ご意見をお寄せ下さり、誠にありがとうございます。なにはともあれ、無事に墓を移すことができて良かったと思っております。ご指摘の通り、お墓が近くにあるとお参りもしやすくなるなど、よいことがたくさんあります。

さて、お寄せ下さいました内容に回答いたします。ご指摘の通り、墓地を購入した時に支払ったお金は、残念ながら墓じまいしても戻ってこないことがほとんどです。これは以下の理由によります。

墓地を購入した際に支払うお金は、本人やその子孫がお墓を使い続けられる権利を得るためのものであり、長年にわたって使うことを想定しています。したがって期間をはっきり定めることが難しいため、1年当たりいくらという決め方もされていません。このため1年しか使わなくても、100年以上使っても同じ料金となるわけです。

このことは、お墓を返しても返金が何もないという結果につながります。お墓を使っていた期間が短い方は不公平と思うかもしれませんが、このような事情があるため致し方ありません。ご質問者様はお寺にあるお墓の件でご相談されていますが、仮に市町村営の墓地であったとしても結果は同じで、やはり契約時に支払った料金は戻ってきません。この点は、どうかご納得頂けますと幸いです。

ところで墓じまいをする際には、注意が必要な点が3つあります。ご質問者様はいずれもきちんと解決されておりますので、「こうした方が良かった」という点はございません。しかし読者のみなさまのために、それぞれコメントさせていただきます。

1点目は、家族の理解を得ることです。自分が墓を管理しているからといって、家族に知らせずに勝手に墓じまいするとトラブルの原因になります。親族は長い付き合いが必要ですから、墓を移す際はていねいに説明した上で、できるだけ円満に進める工夫が必要です。

2点目には、お寺の敷地内にお墓がある場合に注意すべき点を解説します。この場合はあなたがお寺を支える檀家となっている場合も多く、お墓を移すことは檀家を抜けることにつながります。つまりお寺の財政に影響を与えるわけですから、たかがお墓と思わず丁寧に事情を説明することが重要です。お寺によっては離檀料を求められる場合もありますから、よく確認しておきましょう。

3点目は、費用がかかる点です。お墓を移す際には、以下の費用がかかります。

  • 今の墓石を撤去する費用
  • 新しいお墓を建立する費用
  • 新しいお墓を契約する費用(永代使用料など)
  • 僧侶へのお布施(これまで使っていたお墓での魂抜きの読経、新しいお墓での読経)

上記の費用を合計すると、100万円以上になる場合も少なくありません。そのためお墓を移す際には、前もって費用のことも検討しておきましょう。

 

私ども心泉では、お墓のご相談も承っております。専用ページも用意しております(https://www.gosenzo.com/shinsennoeidaikuyou)ので、ご一読下さいますと幸いです。

 

墓じまいの手順については、こちらのブログで紹介しております。

心泉の丘ブログ「墓じまいの手順」

またお墓についてわからないことは、どうぞお気軽にご相談ください。心泉のサービスについては各ページからご覧ください。

心泉の丘では、永代供養墓、家族葬のご案内をはじめ、終活にまつわるサポートを行なっております。本ブログで、終活にまつわる質問について、お答えしていきます。
質問も募集中です。ぜひメールフォーム kkitakata(@)gosenzo.com からご応募ください。

top_mail

phone_tel_banner

 

 

 

終活相談:私の葬儀体験。直葬で良かったこと。

今回は、「お母様の葬儀の際の出費に納得がいかなかった」というY.K、50代、女性の方のお葬式体験談とそれにまつわる質問への回答をご紹介します。

母親の葬儀は、家族と近親者で通夜・葬儀を行いましたが、この葬儀を経験して、父親の葬儀は非常に簡素に、家族のみで火葬場でのお別れの葬儀(直葬)を行いました。

心がこもっていれば、形式にこだわることはないと、母親の葬儀の後に感じたからです。家族と、ごく親しく心ある方々が集まって下さり、温かいお別れが出来ました。良かったと思います。

母親の葬儀は、形式にこだわり、参列者の方々への対応など、母親の死を悲しむ間もなく、ただただ慌ただしく疲れ果てた、というのが体感です。

父親の葬儀は、家族とごく親しい近親者で、語らいながら父親を送ることが出来て、個人的にとても良かったと思っています。

参列者の方々への対応も、少人数でしたので、心をこめて出来ました。葬儀は、形式にこだわることはない、というのが私個人の意見です。

まだまだ業者への心付けなど、必要なのかと思う出費があります。納得いきませんが、葬儀社の方に言われるがままに、支払っています。なぜ、払わなくてはいけないのかお聞きしたいです。

葬儀代金として支払っているので、高額な心付けはあまり、払いたくはありません。早く、このような習慣が無くならないかと願ってしまうのですがいかがでしょうか。

ご意見をお寄せ下さり、誠にありがとうございます。父上様の葬儀をご希望に近い形でできたこと、私どもも大変安心しております。また母上様と十分なお別れができなかったとのこと、大変残念に思っております。

お寄せ下さいましたご意見の通り、今は葬儀の形も画一的ではなく、故人やご遺族の希望、ご予算にあわせて選ぶことが可能です。父上様とのお別れの際にお選び下さいました葬儀は、ご遺族の負担が金額・労力ともに軽くすむ方法です。その点ではご意見にあります通り、葬儀は形式よりも心をこめて送り出せる方法を選ぶことが重要といえます。 続きを読む

終活相談:家族葬を選ぶべき3つのケースとは?

今回は、「家族葬を選ぶべきメリット・デメリットがしりたい」というT.M、30代、女性の方からのお葬式体験談とそれにまつわる質問への回答をご紹介します。

私がこれまで葬式に行った事があるのは、叔母にあたる人が亡くなった時です。その時は家から近いところで直葬でした。

親戚でも血の血縁が濃い方で、亡くなったときは辛く、よく覚えています。親戚の中でも親しくしてくれて何でも聞いてくれたからです。私は葬式をして食事をし帰りましたが、叔母の息子の父は暫く最後まで残っていたようです。家族が一緒に最期を共にできる葬儀は、とてもいいな、と思いました。

一方で、直葬の為か、宿泊する親族は少なかったように思います。私の自宅と親戚の家が遠いため、会場までいくのにも時間がかかり、泊まれたらよかったのに、と思いました。

葬式には何回も出席したことがありましたが、ある程度の年齢になって葬式に線香を送ったりしたのは初めてでした。しかし、他の人のやり方を見て同じように葬式が出来たので少し安心したのを覚えています。

個人的には、私の両親も年をとり、いつ亡くなってもおかしくない年齢になりました。そこで、葬式というのは家族葬でも最低いくら必要になるか気になります。家族で最期の時間をゆっくりとりたく、直葬より家族葬がいいかなと思っています。また、親族以外を呼ぶ一般葬との違いや家族葬のメリット・デメリットも気になります、葬式に参列したことがあるとはいえ、知識が少なく不安です。葬式をあげるなら本当に家族葬でいいのが気になります。”

 

ご質問ありがとうございます。親しい親族の葬儀への参列はとても辛かったのではないでしょうか。また、自分が葬式をあげる番になったとき、きちんとできるのかどうかも不安ですよね。でも、最初はだれでも不安なものです。事前に情報を知っておくことで、不安は少なくなるでしょう。その点でもよいご質問だと思います。

前置きが長くなりましたが、ご質問の回答をさせていただきます。家族葬は参列者が家族や親戚など、身内が中心となる葬儀のことを指します。このため、規模は数名から十数名という場合が多いです。もっとも親族の人数が多い場合は、50名程度となる場合もあります。今のうちから、親族が何人いるか確認しておくことをおすすめします。一般葬の場合は、その他友人や知人の人数を把握する必要があります。 続きを読む

終活相談:一般葬と家族葬の違い。注意するべき点は「想定外」の訪問?

心泉の丘では、永代供養墓、家族葬のご案内をはじめ、終活にまつわるサポートを行なっております。本ブログで、終活にまつわる質問について、お答えしていきます。

今回は、Y.S、40代、女性さんからの家族葬の体験談とそれにまつわる質問への回答をご紹介します。

過去、自分の両親が亡くなった際に、家族葬でお見送りをしました。病院で複数の業者のパンフレットを見せてもらい、その中から葬儀社を決めました。父が亡くなった時はじめて家族葬を行い、母の時は、母の意向をあらかじめ聞いておりました。

悲しい気持ちの中でどうすればよいかわからないまま、準備を進めていかなくてはなりません。どの金額のものを選ぶのが良いかわからなくなってしまい、仲の良い近所の方と親戚が一緒に考えてくれました。家族葬であまり知らせてなかったにもかかわらず、当日はたくさんの人であふれました。お花をたくさん飾ってもらって、華やかな葬儀となったことは満足しています。

パンフレットを見たときには、どの金額のもので葬儀をするのがいいか悩みましたが、実際に葬儀をすると金額は関係ないと思いました。父の場合は、たくさんの方からお花をいただき、会場いっぱいにお花を飾りました。とてもきれいで、父らしい葬儀になりました。葬儀では全員が会場に入れなかったので、もう一回り広い部屋を選んだ方が良かったかなと思いました。母も業者の方もびっくりしていました。

正直、家族葬とは、どのようなものなのか結局よくわかりませんでした。母は、悲しいときに人に会いたくないよいう理由で家族葬にしました。親戚が高齢で遠方に住んでいるために来れなかったからです。実際は、100人を超える方がお別れに来てくれたのでとても賑やかな葬儀になりました。

家族葬という言葉はよく耳にしますが、普通の葬儀との違いが知りたいです。

 

一般葬と家族葬の違い。注意するべき点は「想定外」の訪問?

お父様の意思をついで、家族葬にされたとのこと。そして家族葬にも関わらず、賑やかな葬儀になり満足されていらっしゃるようで、お父様はじめご親族も満足されたのではないでしょうか。

さて、質問いただいた家族葬についてですが、一般的には、故人の家族と親戚の方々で執り行う葬儀の形式を言います。

家族葬のメリットとしては、参列者が家族・親戚に限定される為、周囲に対しての心労が少なく、ゆったりとしたお見送りができます。また、Y.S.さんのように、知らせていないにも関わらず、多くの方がお見えになる、という状況は少ないかもしれません。 続きを読む

家族葬用、セレモニーホール心泉の成り立ち

セレモニーホール心泉(斎場)

セレモニーホール心泉は、金沢市小将町にある家族葬専用の葬儀会館です。兼六園すぐそばという立地のよさが好評をいただいております。市内にはさまざまな葬儀会館がありますが、市内中心部では数少ない家族葬専用ホールとして、多くの方にご利用いただいております。セレモニーホール心泉の成り立ち、関係性の深い法句寺についてご紹介させていただきます。

閑静な寺町に佇む法句寺

兼六園から南東に伸びる小立野台地には多くの寺院があります。その中でも最も兼六園寄りの小将町に法句寺はあります。

法句寺は、明治時代に活躍した僧侶・北方心泉が、明治33年(1899年)に建立した真宗大谷派の寺院です。

昨今のライフスタイルの変化にあわせて、葬儀や供養も多様化が求められる時代の変化に合わせ、先代やご先祖様が積み上げてきた歴史を大切にしながら、時代の流れに柔軟に応えて人々に寄り添えられるよう、当寺はさまざまな先進的な取り組みに挑んできました。

交流の場・心泉会館と家族葬・セレモニーホール心泉

法句寺は、人が集まり、集い、語らうことのできる寺院を目指し、まずはその空間づくりに努めました。

従来の仏教寺院の様式を踏まえた上で、デザインと機能性をより進化させたモダン建築の本堂を再建し(平成5年)、北陸では初となる永代供養墓の建立(平成9年)、お斎の間、宿坊、事務所を増設(平成15年)、そして家族専用の葬儀会館として”セレモニーホール心泉”を建立いたしました(平成27年)。

これらの場を”心泉会館”とし、今では、葬儀や法事に限らず、門信徒の方々や心泉の永代供養をご利用者の交流の場ともなっています。

人と人がつながる場を目指して

また、「心泉会」という法句寺を中心とした門信徒の交流会があります。年間行事としての法要や終活セミナーだけでなく、親睦会として、新年会、今話題のトピックに沿った専門家の講演会、研修旅行などを通じ、みなさまのライフスタイルに沿った行事を行なっております。心泉のお葬式や永代供養も、元は心泉会の方々向けにスタートしたものです。このお話は、会社概要のページでも紹介させていただいております。

現在、寺院関係者以外の参加は任意ですが、ご葬儀や永代供養などをきっかけに入会された方も気軽に参加し、教養として仏教や同じ永代供養墓のご利用者(今では墓友と呼ばれているようです)と触れ合う機会を楽しんでいらっしゃる方もおられます。

私たちは、人とつながることで生きていくことができます。つながりという面では、亡き人やご先祖様とのつながりも含まれるのではないかと思います。お寺は、もともと門徒や有縁の人々が集い、お互いがつながり合う場所です。それと同時に、故人や先祖を偲ぶことができる場所でもある。そのように考えています。

こうした、”縦軸”と”横軸”のつながりの交差点として、法句寺は多くの人が気軽に集まって、元気に語らう場になることを目指してきました。心泉の丘としても、この方針を尊重し、ご希望者の方には気軽に交流の場にご参加いただける機会を提供できるよう努めています。

お寺に守られる安心感の中で、心静かに故人様をお見送り

ここ数十年。葬儀の形態は、葬儀社主導の会館葬が一般化していました。

ひと昔前は、共同体や寺院が中心となって葬儀を行っていたのですが、最近では僧侶もご家族や葬儀社から呼ばれて葬儀会館まで足を運ぶ、というのが当たり前のようになっています。

セレモニーホール心泉は、古くは一般的であったけれど、現在は利用する方の少ない寺院葬を現在に合う形で提供できるように、という想いから、寺院の敷地内に建設されました。敷居が高いと思われがちであった仰々しい寺院葬ではなく、仏のいる場所で安らぎを感じられるお別れの場としてご利用いただけるようになることを目指しております。

法句寺本堂に隣接しており、また兼六園のそばという、実に閑静な住宅街の中にある寺院境内ですから、安心して心静かに故人様をお見送りすることができます。

葬儀や供養にとって大切なものは、アクセスのしやすい好立地や、充実した建物設備だけではありません。何よりも、故人様とご家族、みなさまと寺院など、まさに”人と人とのつながり”を深く感じられる時間や空間こそが、大切なのではないかと考えています。

また、セレモニーホール心泉にお越しの際は、公共交通機関をご利用いただけます。最寄りのバス停は「小将町」です。「兼六園下」経由のバスにご乗車下さい。

金沢駅方面から車でお越しの方は、「兼六園交差点」の1つ南(小立野方面)の信号「兼六坂交差点」を左折します。そのまま小路を直進しますと、右手に法句寺・心泉会館が見えて参ります。

心泉のお葬式の事前説明や心泉会館の無料の見学も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

お一人様が知っておくべき“あと”の手続

独身の方で親・兄弟姉妹がおられない場合、ご自身の老後や亡くなった後のことが気になるという方が多いのではないでしょうか。また、いわゆる「お一人様」の終活としても、非常に関心のある事柄ではないでしょうか。

日本人の寿命が、着実に延びているのは事実です。ですが、皆さんは健康寿命をご存知ですか?
健康寿命とは、人の力を借りずに日常生活を送れる寿命のことです。これは、男女ともに70歳前半です。つまり、人の力を借りて生活しなければならない時間が、おおよそ10年間近くあるのです。これが現実なのです。
子や配偶者、兄弟姉妹がいれば、その方々を頼ることができるかもしれません。
しかし、そのような身内がいない場合、どのように老後や“あと”のことを考えておけばよいのか、整理していきましょう。

健康寿命を過ぎたとき

誰かの手を借りなければ日常生活に支障をきたすようになった場合、真っ先に相談できるのは、民生委員の方や金沢市地域包括支援センターです。地域包括支援センターは、2017年現在で、市内21か所にあります。しかも24時間電話相談ができる態勢になっています。地域包括支援センターでは、どんな些細な相談でも寄り添ってくれますので、是非覚えておいて欲しいと思います。

問題は、いきなり自分で相談できない状況になってしまうケースです。たとえば、急に家の中で倒れてしまったとか、認知症が急激に進んでしまったような場合です。前者のケースでは、いわゆる孤立死となりかねません。後者のケースでは、現実を受け入れられないために手遅れとなり、自分の把握できない状況となってしまうのです。後はすべて他人(成年後見人)任せです。

いきなりの事態にどう備えるか

突然倒れてしまったり、認知症が一気に進んでしまったりというような“いきなりの事態”に備えるために、家の中にセンサーを設置しておく方法があります。人の動きを一定時間察知できなければ、警備会社が出動してくれるという有料サービスです。

その他、日々の暮らしの中で備える工夫もありますので、事例を交えてご紹介いたしましょう。一人暮らしの70代男性の事例です。この男性が2日間洗濯物を取り込まないことを不思議に思ったお隣さんが、開けっ放しの窓から男性の家の中を覗き込んでくれたのです。そのおかげで、倒れている男性が発見され、男性は一命を取り留めました。この男性は夏にエアコンを付けずに家の中にいて、熱中症で倒れていたのです。

この事例から分かるように、ご近所とのお付き合いというのが、お一人様にとっては非常に大事だということです。一般的には、女性は男性よりもコミュニケーション能力が優れていると、言われています。ですから男性のお一人様は、ご近所との交流を図る意識を強く持つことが特に大事になってきます。

もう一つ事例をご紹介しましょう。都会の高層マンション上階にお住いの、女性のお一人様の事例です。この方は、マンションの一階にあるコンビニエンスストアに、毎日買い物に行かれます。コンビニエンスストアで買い物をするのが目的ではなく、顔を見せに行くことが目的なので、実は買い物がついでなのです。なぜ顔を見せにいくのか?それは、もしも無断で2日間顔を出さなかったら警察に連絡して欲しいと、お店のオーナーにお願いをしているからなのです。

このような人とのつながりがあると、とても安心できますよね。
しかしこういうお付き合いが煩わしいとなると、最初にご紹介したような有料サービスを活用せざるを得ないでしょう。ただし、一気に進む認知症については対応は難しいでしょうから、やはりご近所の方との日頃のお付き合いを大切にされることが重要です。

長期入院や施設入所にどう備えるか

もしもの事態への備えができたとして、長期入院や施設入所となったら、真っ先に気になるのは経済的問題です。この問題については、保険や預貯金で備えをしておられることと思われます。ですから考えるべきは、その先なのです。

誰がその預貯金を管理して、支払いをしてくれるのでしょうか?誰が保険会社に連絡してくれますか?保険金はどうやって受取りますか?そもそも認知症になったら、保険に入っていることを誰にどうやって伝えますか?ご自身は動けない、または認知症で理解できないという前提で考えてみましょう。
なかなかに難しい問題だと、ご理解いただけるのではないでしょうか。

ところで、このようなことに何の備えもしていないと、どうなるのでしょうか。
実はそのような方々は、それなりにおられます。このような場合どうなるかというと、金沢市の場合は、社会福祉協議会が対応してくれるのです。日常生活自立支援事業として、有料サービスを展開しています。医療費を支払う手続や預金の払戻、預金の解約等も対応可能です。ポイントは、1時間あたりの決まった単価で、かかった時間数分をお支払するということです。

また認知症などで全面的に支援が必要な場合には、金沢市長が家庭裁判所に後見の申立てをすることもあります。家庭裁判所が成年後見人を選任した場合には、すべての財産は成年後見人が管理します。何か手続きが必要となれば、それもすべて成年後見人が行います。

さて、話を戻しましょう。
自分が入院や入所で動けなくなったとき、お金の管理などをどうやって自発的に備えていくかということです。

この備えとしては、信頼できる人と財産管理を任せる契約をしておくのです。先ほど成年後見人のお話をしましたが、成年後見制度には法定後見人と任意後見人がいます。このうち任意後見人というのは、元気なうちに「もしものときは、よろしく」と契約を交わしておく後見人です。自分が信頼できる人を選んで契約しますが、「もしものとき」だと家庭裁判所が判断するまでは、後見人にはなれません。更に、その後見人を監督する後見監督人が選任されるまでは任意後見人になれません。

つまり、時間を要するのです。そこで、生前財産管理契約を交わしておくことで、もしものときはすぐに財産管理を頼めるようにしておくことが一般的になっています。法定後見人に、誰がなるのかは分かりません。任意後見人は吟味して、選ぶことができます。そういう意味では、少し安心できるのではないでしょうか。

このような話は費用が高過ぎてと、心配される方がおられます。費用は必ず発生しますが、意外にもそれほどの金額ではない場合もありますので、地域包括支援センターや社会福祉協議会にいろいろと相談されることを、お勧めいたします。

亡くなったあとにどう備えるか

何も備えがなければ財産は国庫に収まり、ご遺体は直葬の後、無縁墓に納められます。
そこで確実にお勧めできるのは、遺言書を用意しておくことです。遺言書があれば、それに従った処理が可能になります。福祉団体に財産のすべてを寄付したいという願いも、遺言書で実現させることができるのです(埋葬費用等の分は少なくなります)。ですが、市がその遺言書の通りに財産を処分する保証はありません。そもそも遺言書に気が付いてくれるかどうかも、分からないのです。

したがって、遺言書は信頼のできる方に預けておくようにしましょう。そして、然るべきときが来たことが分かるようにすることも大事です。遺言書を預けた人を遺言執行者とするのも忘れないでください。遺言執行者として指定されていなければ、遺言書を預かった人は自分では何もできないのです。非常に肝心なポイントです。

お墓を既に用意しているという方は、そのお墓についても遺言書に記してください(注)。遺言書は何度作り直しても大丈夫です。ですから、1年に一度作ることにしても構わないと思います。
ただし、遺言書はその形式を大変重要視します。一つの形式違反があっても、すべてが無効とされます。せめて最初に書くときくらいは、最低限専門家のチェックを受けるようにしましょう。

専門家に確認してもらうのは敷居が高いからといって、Web上にある遺言書のテンプレートを真似するだけでは不十分なことがあります。
なぜならば、遺言書を書く人の抱える状況や財産が、人それぞれに異なるからです。また遺言書で書き記したいと強く願う事柄は、一般的なテンプレートには無いこと可能性が高いです。

たとえば、お世話になった方に遺産の半分を渡したいだとか、ユニセフに遺産を寄付したいとか、そのような願いは、一般的なテンプレートにはありません。更に、借家住まいの場合の後処理についてのテンプレートなど、Web上で探すことは困難です。万が一見つけたとしても、遺言書を書かれる方の個人的な状況によって、書くべき内容が異なることがあります。
ですから、書くべき内容が遺言書に反映できているのか、形式に間違いはないのかを専門家に確認してもらうことをオススメします。

自筆証書遺言のチェックをお願いする専門家としては、弁護士・司法書士・行政書士がいます。費用は事務所ごとに様々で、平均すると4万円前後かと思われます。もっとも弁護士事務所の場合には、もう少し高額になってしまう場合もあります。
公正証書遺言の場合には、もう少し費用がかかります。遺言書の作成に加えて公証役場の手数料も必要になりますから、金額としては自筆証書遺言の3倍近い金額が想定されます。公証役場の手数料は、財産額によっても変わってきますので、一概には言えません。気になる方は、公証役場に財産と金額を伝えれば、教えてもらうことができます。

(注)心泉の永代供養墓やお葬式を生前に予約された場合は、何かあった際に遺言書なしでも対応できるよう、委任契約での締結を提案しております。詳しい詳細はお問い合わせください。

死亡後の各手続

遺族がいる場合は遺族が行うべき手続きは、お一人様の場合には基本放置状態です。そして手続きがされていないことが問題となってから、既に亡くなられているということを知って、各機関が独自にそれぞれ処理を行っていきます。
成年後見人(任意後見人の場合には、別途「死後事務委任契約」が必要)がいた場合は、その後見人が後の手続を行います。

 

心泉の永代供養墓
心泉の家族葬
心泉の一日葬と永代供養墓セット

寺院墓地から樹木葬まで!5つの埋葬場所のメリットとデメリット

昨今、故人を埋葬する場所は多様になってきています。故人への想いと、自分自身の利便性に合わせて埋葬する場所を選ぶことができるのは大変に嬉しいことです。しかし、寺院墓地と永代供養墓はどのような点が違うのでしょうか?霊園と納骨堂の違いは?

今回は寺院墓地、霊園、永代供養墓、納骨堂、樹木葬の5つの埋葬場所の違いについてみていきたいと思います。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分と故人にとって最も適切な埋葬場所を選ぶヒントとしてください。

5つの埋葬場所

故人の埋葬場所には以下の5つのものがあります。

寺院墓地 寺院が管理・運営する墓地。檀家制度があることが多い
霊園 寺院と無関係の墓地。民営と公営がある
永代供養墓 寺院が管理・運営する墓地で、永続的に供養が行われる
納骨堂 屋内に遺骨を納めることができるもの。寺院運営、民営と公営がある
樹木葬 遺骨を土の中に埋葬し、花木を墓碑とする。寺院運営、民営と公営がある

寺院墓地や霊園は長らく一般的でしたが、昨今は納骨堂や樹木葬を選択する人も増えてきています。それぞれにメリットとデメリットがあるため、故人をどこに埋葬するかは十分に吟味する必要があります。

5つの埋葬場所のメリットとデメリット

以下では、5つの埋葬場所について、それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。

寺院墓地

メリット:管理しているのが寺院であり、法要の際に必要なものをすべて用意してくれます。また寺院による管理のため、墓地が常に綺麗に保たれています。

デメリット:檀家になる必要があり、管理費は寺院によってさまざまです。また檀家になると寺院の行事に参加する必要も出てきます。

霊園

メリット:檀家制度がなく、どんな宗教・国籍でも利用できます。公営霊園は費用が安く済みます。墓石の形を自由に選ぶことができます。

デメリット:郊外にあることが多く、交通の便が悪いことが多いです。民営霊園は管理費が高い傾向があります。

永代供養墓

メリット:使用料が比較的安いです。管理を寺院に任せることができるため、身寄りのない人でも永続的に供養を受けることができます。

デメリット:合祀された場合、遺骨を移動させたり、取り出すことができません。

納骨堂

メリット:屋内であり、天候に左右されずにお参りができます。都会の真ん中にあることも多く、利便性がよいです。

デメリット:管理期間が定められている場合があります。納骨できる人数も制限があり、それ以上に納骨する場合は別の納骨堂を購入しなければなりません。

樹木葬

メリット:管理費が比較的安い傾向があります。宗教や・国籍の制約がありません。墓石を利用せず、自然環境に優しいです。

デメリット:自然の植物が自生しているため、墓地が荒れやすいです。そして、手入れも大変です。基本的には遺骨を移動させたり、取り出すことができません。

心泉の永代供養墓と納骨安置所のオススメポイント

個人を埋葬する場所は、あなたと故人の想いから選ぶべきです。それぞれにメリットとデメリットがあるので、じっくり吟味しましょう。

心泉の永代供養墓は浄土真宗大谷派の寺院が管理・供養をしており、一部の遺骨のみならず、すべての遺骨をしっかりと埋葬することができます。また石川県金沢市にある兼六園から徒歩圏内と立地も素晴らしく、お参りがしやすいです。古都金沢を優しく見下ろす心泉の永代供養墓は多くの人にお勧めです。

また心泉の納骨安置所「心泉御廟」は屋内型あり、永代供養墓・心泉同様に管理は法句寺が行っています。納骨安置所と同じ敷地の中にセレモニーホールや本堂もあります。そのため、家族葬や回忌法要もすぐに執り行うことができます。納骨堂には遺骨を7回忌もしく33回忌まで安置することができ、利用者のニーズに沿った供養が可能となります。

心泉の永代供養墓
心泉の家族葬
心泉の一日葬と永代供養墓セット

年末年始に亡くなった場合、葬儀や火葬はどうする?

年末年始に家族が亡くなった場合、葬儀や火葬をどうするか悩む方も多いでしょう。とりわけ寒さが厳しくなる時期ですから、年末年始に亡くなる方も意外と多いものです。この時期は葬儀社の様子もいつもと異なり、また通常と異なった注意点があります。つつがなく葬儀・火葬を終えるために、気を付けておきたいことをまとめましたので、参考にしてください。

葬儀や火葬における、年末年始特有の事項とは?

年末年始でも、葬儀社は年中無休ですので通夜や葬儀は可能です。市町村役場でも死亡届を受け付け、火葬許可証を発行してくれます。しかし、火葬場は年末年始に休業日を設けているところが多くなっており、地域によっては12月30日から1月3日まで休業ということもあります。そのため実際には、火葬場が営業を始める日まで葬儀を待つことになります。

このため、年末はなんとか年内に葬儀をあげたい方で、年始は年末に亡くなった方の分で、それぞれ葬祭式場や火葬場は混みあいます。とはいえ東京などの大都市圏に住んでいる方でも式場や火葬場を選ばなければ、それほど待たなくても済む場合もあるでしょう。

なお、年末年始は金融機関の窓口も休みになります。最近は年末年始でもATMで引き出せることも多くなりましたが、銀行によっては年末年始にATMが使えない場合もあります。その年によっても異なりますので、予め確認しておきましょう。

年明け早々に葬儀なんてしてもいいの?

火葬場が営業を始めれば、その前日に通夜、当日に葬儀を行うことができます。実際に年始は火葬場が混みあうことからもわかる通り、年明け早々に葬儀を行う方もたくさんいます。

とはいえ、家のしきたり等も考慮する必要があります。できれば松の内が明けてから葬儀をしたいという方もおられるでしょう。この場合に注意しておきたい点は、火葬をする日が遅れるほど遺体が傷みやすくなること、またドライアイスの費用も必要という点です。従っていつ葬儀を行うかについては、葬儀社とよく相談することが必要です。

プラン選びや見積りの際に注意しておきたいこと

プランを選ぶ際の注意点は、基本的には普段の日と変わりません。葬儀はやり直しができませんから、予算の許す範囲でできるだけのことをするのが良いでしょう。家族とよく話し合って、どのようにするか決めることが大切です。

そのためにも、年末に亡くなり「急げば年内に火葬ができる」という場合は注意が必要です。あわてて葬儀を行うと、後で「あれもしてあげれば良かった」と後悔することになりかねません。十分に検討するためにも、あえて年始に葬儀を行うことも一つの方法といえるでしょう。

また参列者数も葬儀の金額に大きな影響を与えます。年末年始に参列をお願いするのは申し訳ないと思う方も多いものです。この場合は家族や親族だけを集めて、家族葬の形式を選ぶ方法もあります。故人と関わりのある方が多い場合は、必要に応じて、後日「お別れの会」の開催も検討してください。

なお、年始に葬儀を行う場合、遺体の安置期間が通常よりも長くなります。そのためドライアイスの追加料金として、1日当たり1万円程度が必要となる葬儀社が多いようです。安い金額ではありませんが適切に使わないと悪臭のもととなりますので、必要日数のドライアイス料金が見積りに含まれているかきちんと確認しましょう。

職場や親族等への連絡は?

家族が亡くなった場合は、たとえ職場が年末年始休業に入っている場合でも連絡が必要です。会社によっては慶弔休暇等の特別休暇が取得できる他、会社として弔電を送る等の対応が必要な場合もあります。まずは上司に一報を入れましょう。その後の手続きについては、上司の指示に従って下さい。

また親族への連絡は、近所の親族や、遠くに住んでいても普段から関係の深い場合は連絡すると良いでしょう。逆に普段から疎遠で遠くに住んでいる親族については、松の内が明けてから寒中見舞いも兼ねて連絡することも一つの方法です。

故人を悔いなく送り出すために

ここまで、年末年始に亡くなった場合のポイントを記載しました。基本的には、普通の日と多少異なる点はあるとはいえ、やるべきことは変わりません。むしろ年末年始とはいえ、普通の日と同じような対応をしなければならないということがポイントといえるでしょう。

年始に葬儀を行う場合は、亡くなってから葬儀までの日にちが多少伸びることが多いものです。その間、気持ちの整理をすることも良いでしょう。葬儀社に遺体を安置している場合は、毎日会いに行くことも故人のためになります。

やり直しのきかない葬儀ですから、心をこめて送り出したいものです。そのためにもじっくり葬儀社の担当者と話し合って、悔いのないようにできるだけのことをすると良いでしょう。

心泉のサービスについては各ページからご覧ください。「永代供養墓・心泉」、「心泉の家族葬」、「一日葬と永代供養墓セット

お問い合わせ

top_mail

phone_tel_banner

葬儀が終わっても遺族は大変!満中陰法要(四十九日法要)までにやるべきこと

仏式の葬儀では、葬儀が終わってからも四十九日法要が待っています。この日までに予め準備するものや調整すること等がありますから、葬儀が終わっても一息つくわけにはいきません。ここでは葬家の方に少しでもスムーズに準備をすすめていただけるよう、準備や調整が必要なことをまとめました。

葬儀や火葬が終わったら、まず後飾り祭壇を準備

葬儀や火葬が終わったら、まずは後飾り祭壇を準備しましょう。遺骨などはここに置くこととなります。葬儀社で葬儀を行った場合、後飾り祭壇の準備は葬儀社の方が行ってくれる場合が多いです。

菩提寺がある等、ご自身でお坊さんに葬儀を依頼した場合は、お寺に相談しましょう。

満中陰法要(四十九日法要)までに必ず準備しておきたいもの

満中陰法要までに必ず準備しておきたいものは、以下のものがあります。

中には準備に日数が必要なものもありますので、早めに準備しておきましょう。

(1)お坊さんと参列者のスケジュール調整

法要には、お坊さんが不可欠です。葬儀を行っていただいたお坊さんはいつでも来れるわけではありませんから、早めにスケジュールの調整が必要です。特に土日祝日は法事が集中しますから、葬儀が終わった後1~2週間程度で日程を決めるようにしましょう。

これは親族等、参列者に対しても同じです。中にはシフト制の仕事をしている人もあり、この場合は前月半ばごろに翌月の勤務予定を決める場合もあります。そのため、早ければ早いほど調整はつきやすくなります。

なお、満中陰法要は没後49日に当たる日に行うことが最も良いのですが、前後してもかまいません。調整がつく日に行えば良いでしょう。その日が没後50日を多少過ぎることになっても差し支えありません。

(2)会場の予約

法要を葬儀社や貸しホール、集会所等で行う場合は、会場の予約も必要です。これも早めが良いでしょう。参列者と会食をする場合は、その手配も必要です。

 

心泉の丘には、斎場のセレモニーホール心泉のほか、御斎の間など法要に使用できる場所がありますので、お葬式と合わせ、相談頂くことが可能です。また、宿泊も可能ですので、県外に住む親族の方にご利用いただくことができます。

(3)法名軸または過去帳の準備(浄土真宗)/位牌の準備(浄土真宗以外)

 

浄土真宗では位牌は使わず、法名軸または過去帳を準備します。心泉のお葬式は、法句寺と連携しておりますので、戒名のご相談も承っております。法句寺は浄土真宗になりますが、セレモニーホール心泉は、宗派を問わずご利用いただけます。

 

浄土真宗以外の宗派では、位牌が必要です。戒名を刻印する必要があるため、制作には日数が必要です。法要1週間前では間に合わない場合がありますから、早めに準備しましょう。

(4)仏壇(お内仏)の購入

仏壇(浄土真宗ではお内仏)が自宅にない場合は、購入する必要があります。

さまざまなサイズや材質の仏壇がありますから、自宅の雰囲気に合うものを選びましょう。

(5)ご本尊の準備

ご本尊も準備しておく必要があります。必ず法要当日までには準備しておくようにしましょう。

浄土真宗の場合は、ご本尊の準備については葬儀を行ったお寺や葬儀社にお問い合わせください。法句寺でもご相談頂くことができます。

浄土真宗以外の場合、ご本尊は仏具店で購入できます。仏壇に合うサイズのものを選びましょう。

(6)その他の仏具

ローソク立てやリンなど、その他の仏具やお飾りも必要です。宗派によって用意すべきものは異なりますので、お寺や仏具店等でご確認ください。

満中陰法要(四十九日法要)までに準備することがあるもの

満中陰法要までに準備することがあるものとして、お墓があります。宗派によっては卒塔婆が必要な場合もあります。

(1)墓地

すでに先祖代々の墓があるなど、納骨先がある場合は、満中陰法要に併せて納骨する場合もあります。

墓地が無い場合は、準備する必要があります。但し納骨は3回忌までに行うことが目安とされていますので、満中陰法要では行う必要はありません。むしろ落ち着いてからじっくり検討すると良いでしょう。

 

ブログ、故人の供養に関わる人と料金は?お墓と仏壇の購入と管理編も参考にしてください

 

(2)卒塔婆(宗派による)

日蓮宗など、卒塔婆が必要になる宗派もあります。日蓮宗の場合は板に「南無妙法蓮華経」と書いてあります。他の宗派では梵字を書くこともあるようです。

詳細はお寺や仏具店、葬儀社等で確認すると良いでしょう。

早めに準備を行い、気持ちにも余裕を持って法要を迎えましょう

満中陰法要までの日数は葬儀当日から45日前後と余裕があるように見えますが、のんびり過ごしていると、調整がつかず法要が遅れてしまうことになります。

特にお坊さんをはじめとした出席者の調整はできるだけ早めに行いましょう。仏壇の準備や、宗派によっては位牌も準備に時間を要するものですから、早めに準備しましょう。

このように考えると、葬儀後2週間程度は満中陰法要の準備で忙しい日々が続くことになると思われます。しかし早めに準備をしておくと、法要当日にあわてなくて済みます。

早めに準備をすると、気持ちに余裕を持って法要にのぞめます。つつがなく法要を営むため、葬儀後一休みしたら満中陰法要の準備に取り掛かると良いでしょう。

 

参考:

株式会社加登「エッ! 知らないの私だけ!? 弔いの県民ショー ~東海・北陸・関西編」

社会実情データ図録「都道府県民の進行」

Wikipedia「真宗大谷派」

はせがわ「真宗大谷派(お東)の基本的なお飾りの仕方」

Wikipedia「板塔婆」

心泉のサービスについては各ページからご覧ください。「永代供養墓・心泉」「心泉の家族葬」「一日葬と永代供養墓セット」

お問い合わせ

top_mail

phone_tel_banner

相続で失敗しないために!遺言とエンディングノートの違いとは!?

「相続」、よく耳にする言葉だとは思いますが、実際のところは、なかなか経験するものではありませんし、よく分からないところですよね。関連して、遺言やエンディングノートも、実際に経験された事がある方は少ないのではないでしょうか。ここでは、相続の基本的事項や、遺言とエンディングノートの違いについてお伝えしていきます。

相続とはなにか?

相続(遺産相続)とは、人が亡くなったことにより、その人の財産について一切の権利と義務を、亡くなった人の配偶者や、一定の範囲の親族が受け継ぐことです。

一切の権利と義務というのは、貯金や土地などプラスの要素にあたるものもあれば、借金などマイナスの要素となるものも含まれます。そして、死亡した人の権利や義務を受け継ぐ人のことを相続人といいます。また、死亡した人のことを被相続人、相続人が受け継ぐ財産のことを遺産(相続財産)といいます。

ひとことで相続といっても、次に挙げる4つの形態に分かれます。

①遺言によるもの…遺言にもいくつか種類があります。公正証書遺言以外の遺言の場合には、家庭裁判所の検認が必要です。

②遺産分割協議によるもの…相続人の間でどのように遺産を分けるか協議して決めます。協議された内容を記録に残す必要もあります。

③調停・審判によるもの…②の協議で決まらない場合には、家庭裁判所の調停または審判に従います。

④共同相続…遺言が無く、遺産分割前の時点では、相続人全員が共同で相続することになります。

相続人の対象範囲・順位

相続人となる人や順位は、民法により、以下のように決められています。

①配偶者は、常に相続人となります。

②子がいる場合、配偶者と子(養子含む)が相続人となります。子が死亡しているなどでいない場合、孫やひ孫が相続人となります。

③子や孫がいない場合、配偶者と直系尊属(父母などのことです)が相続人となります。

④子、孫、父母、祖父母のいずれもいない場合には、配偶者と兄弟姉妹が相続人となります。

ところで、上記の民法で定められている相続人(法定相続人)以外の人に、財産を渡したい場合には、どうしたら良いでしょうか。

これには、「遺贈(いぞう)」という方法を用います。遺贈は、遺言により被相続人の財産を相続人、相続人以外の人や、法人などに無償譲与 することをいいます。

例えば、“ずっと介護をしてくれていた次男の嫁に財産を遺したい”とか、“内縁の妻に家を渡したい”という場合、これらの法定相続人の範囲に含まれない方々にも、遺贈という方法を取ることにより、財産を渡せることになるのです。

あとは、教育機関やボランティア団体などへの寄付も、この遺贈であれば、行うことが可能です。

遺言とエンディングノートの違い

ここ数年流行っているエンディングノートですが、このノートにも多くの場合、遺産や相続について記載するところがあります。でも、ここで注意が必要です。遺言とエンディングノートの違いを知っておきましょう。

まず、エンディングノートには法律で定められた書き方はありませんし、死後の法的効力もありません。一方、遺言書は法律で定められた書き方がありますし、死後に法的効力を持ちます。

この法的拘束力を持つか、持たないかが重要です。通常、遺言書には、遺産相続に関する内容を書き記します。対して、エンディングノートには、それ以外の葬儀に関する希望や、家族や友人への感謝の気持ち、自分の経歴など、伝えたいことを何でも自由に書いていくものとなります。

エンディングノートに、相続人以外で遺産を渡したい人のことを書いておいたのに、法的拘束力がないために、実現しなかった…などということがないようにしたいものですね。

心泉の丘では、相続や遺言についてのご相談も承っています。お気軽にご相談ください。

心泉の永代供養墓

心泉の家族葬

心泉の一日葬と永代供養墓セット