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終活相談:墓じまい。手放した墓地の利用料の返金はないの?

今回は、「墓じまいを経験された際、手放した墓地の利用料の返金がないことに疑問を持った」というM.M、50代、女性の方からの墓じまい体験談とそれにまつわる質問への回答をご紹介します。

私が墓じまいしたときの話しです。私の両親の実家の墓は県北にあり、両親の実家はまだ残っていたのですが、老朽化して危なくなってきたため、家を売ることにしました。

しばらくして買い手がついて、家が売れました。もうすでに、父は他界し、母は県北から都市部に住んでおり、父の入っている先祖の墓だけが、そちらにあるという状況になりました。

母も年齢を重ねており、私は働いているため、そうそう墓参りにはいけません。そのため、その墓は墓じまいをして、母が通いやすいところに墓を移すことにしたのです。

元の墓は、お寺の敷地の一部になっていましたので、お寺の住職さんに相談をして、今ある墓をどうすればよいか、移設をするときに、なかのお骨はどうすればよいか、など相談したところ、業者さんを教えてくださいました。

移設先の墓地を購入し、業者さんに依頼して墓を移しました。元の墓は、住職さんにお願いをして供養をしていただきました。

元の墓は先祖代々使ってきたお墓でした。そのお墓をしまい、そして、移設することに対して、母のみではなく、姉妹、兄弟などの関係者の理解を得ることが必要でした。表向き、仕方ないね、といった反応ではありましたが、信心深い母の姉妹はもしかしたら、何か思っていることがあったかもしれません。お墓を守っていたのは母ではありましたが、やはり、信心深い年配者の理解を得るのは難しいものがあると感じました。

一つ疑問に思ったのは、お墓の使用料のことです。元のお墓は先祖代々から使用してきたものですが、墓をお寺に返しても、特段何か返金があるとかそういったものはありませんでした。登記などはもっていなかったかわりに、敷地の利用料なども支払う必要もなく、といったものでした。きっとお寺の敷地内にあるものでしたので、お寺に所有権があるものだったのでしょうけど、こんなものか、と少し疑問に思いましたが実際他の墓地などはどのような扱いになっているのでしょうか。

ご意見をお寄せ下さり、誠にありがとうございます。なにはともあれ、無事に墓を移すことができて良かったと思っております。ご指摘の通り、お墓が近くにあるとお参りもしやすくなるなど、よいことがたくさんあります。

さて、お寄せ下さいました内容に回答いたします。ご指摘の通り、墓地を購入した時に支払ったお金は、残念ながら墓じまいしても戻ってこないことがほとんどです。これは以下の理由によります。

墓地を購入した際に支払うお金は、本人やその子孫がお墓を使い続けられる権利を得るためのものであり、長年にわたって使うことを想定しています。したがって期間をはっきり定めることが難しいため、1年当たりいくらという決め方もされていません。このため1年しか使わなくても、100年以上使っても同じ料金となるわけです。

このことは、お墓を返しても返金が何もないという結果につながります。お墓を使っていた期間が短い方は不公平と思うかもしれませんが、このような事情があるため致し方ありません。ご質問者様はお寺にあるお墓の件でご相談されていますが、仮に市町村営の墓地であったとしても結果は同じで、やはり契約時に支払った料金は戻ってきません。この点は、どうかご納得頂けますと幸いです。

ところで墓じまいをする際には、注意が必要な点が3つあります。ご質問者様はいずれもきちんと解決されておりますので、「こうした方が良かった」という点はございません。しかし読者のみなさまのために、それぞれコメントさせていただきます。

1点目は、家族の理解を得ることです。自分が墓を管理しているからといって、家族に知らせずに勝手に墓じまいするとトラブルの原因になります。親族は長い付き合いが必要ですから、墓を移す際はていねいに説明した上で、できるだけ円満に進める工夫が必要です。

2点目には、お寺の敷地内にお墓がある場合に注意すべき点を解説します。この場合はあなたがお寺を支える檀家となっている場合も多く、お墓を移すことは檀家を抜けることにつながります。つまりお寺の財政に影響を与えるわけですから、たかがお墓と思わず丁寧に事情を説明することが重要です。お寺によっては離檀料を求められる場合もありますから、よく確認しておきましょう。

3点目は、費用がかかる点です。お墓を移す際には、以下の費用がかかります。

  • 今の墓石を撤去する費用
  • 新しいお墓を建立する費用
  • 新しいお墓を契約する費用(永代使用料など)
  • 僧侶へのお布施(これまで使っていたお墓での魂抜きの読経、新しいお墓での読経)

上記の費用を合計すると、100万円以上になる場合も少なくありません。そのためお墓を移す際には、前もって費用のことも検討しておきましょう。

 

私ども心泉では、お墓のご相談も承っております。専用ページも用意しております(https://www.gosenzo.com/shinsennoeidaikuyou)ので、ご一読下さいますと幸いです。

 

墓じまいの手順については、こちらのブログで紹介しております。

心泉の丘ブログ「墓じまいの手順」

またお墓についてわからないことは、どうぞお気軽にご相談ください。心泉のサービスについては各ページからご覧ください。

心泉の丘では、永代供養墓、家族葬のご案内をはじめ、終活にまつわるサポートを行なっております。本ブログで、終活にまつわる質問について、お答えしていきます。
質問も募集中です。ぜひメールフォーム kkitakata(@)gosenzo.com からご応募ください。

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終活相談:私の葬儀体験。直葬で良かったこと。

今回は、「お母様の葬儀の際の出費に納得がいかなかった」というY.K、50代、女性の方のお葬式体験談とそれにまつわる質問への回答をご紹介します。

母親の葬儀は、家族と近親者で通夜・葬儀を行いましたが、この葬儀を経験して、父親の葬儀は非常に簡素に、家族のみで火葬場でのお別れの葬儀(直葬)を行いました。

心がこもっていれば、形式にこだわることはないと、母親の葬儀の後に感じたからです。家族と、ごく親しく心ある方々が集まって下さり、温かいお別れが出来ました。良かったと思います。

母親の葬儀は、形式にこだわり、参列者の方々への対応など、母親の死を悲しむ間もなく、ただただ慌ただしく疲れ果てた、というのが体感です。

父親の葬儀は、家族とごく親しい近親者で、語らいながら父親を送ることが出来て、個人的にとても良かったと思っています。

参列者の方々への対応も、少人数でしたので、心をこめて出来ました。葬儀は、形式にこだわることはない、というのが私個人の意見です。

まだまだ業者への心付けなど、必要なのかと思う出費があります。納得いきませんが、葬儀社の方に言われるがままに、支払っています。なぜ、払わなくてはいけないのかお聞きしたいです。

葬儀代金として支払っているので、高額な心付けはあまり、払いたくはありません。早く、このような習慣が無くならないかと願ってしまうのですがいかがでしょうか。

ご意見をお寄せ下さり、誠にありがとうございます。父上様の葬儀をご希望に近い形でできたこと、私どもも大変安心しております。また母上様と十分なお別れができなかったとのこと、大変残念に思っております。

お寄せ下さいましたご意見の通り、今は葬儀の形も画一的ではなく、故人やご遺族の希望、ご予算にあわせて選ぶことが可能です。父上様とのお別れの際にお選び下さいました葬儀は、ご遺族の負担が金額・労力ともに軽くすむ方法です。その点ではご意見にあります通り、葬儀は形式よりも心をこめて送り出せる方法を選ぶことが重要といえます。 続きを読む

終活相談:家族葬を選ぶべき3つのケースとは?

今回は、「家族葬を選ぶべきメリット・デメリットがしりたい」というT.M、30代、女性の方からのお葬式体験談とそれにまつわる質問への回答をご紹介します。

私がこれまで葬式に行った事があるのは、叔母にあたる人が亡くなった時です。その時は家から近いところで直葬でした。

親戚でも血の血縁が濃い方で、亡くなったときは辛く、よく覚えています。親戚の中でも親しくしてくれて何でも聞いてくれたからです。私は葬式をして食事をし帰りましたが、叔母の息子の父は暫く最後まで残っていたようです。家族が一緒に最期を共にできる葬儀は、とてもいいな、と思いました。

一方で、直葬の為か、宿泊する親族は少なかったように思います。私の自宅と親戚の家が遠いため、会場までいくのにも時間がかかり、泊まれたらよかったのに、と思いました。

葬式には何回も出席したことがありましたが、ある程度の年齢になって葬式に線香を送ったりしたのは初めてでした。しかし、他の人のやり方を見て同じように葬式が出来たので少し安心したのを覚えています。

個人的には、私の両親も年をとり、いつ亡くなってもおかしくない年齢になりました。そこで、葬式というのは家族葬でも最低いくら必要になるか気になります。家族で最期の時間をゆっくりとりたく、直葬より家族葬がいいかなと思っています。また、親族以外を呼ぶ一般葬との違いや家族葬のメリット・デメリットも気になります、葬式に参列したことがあるとはいえ、知識が少なく不安です。葬式をあげるなら本当に家族葬でいいのが気になります。”

 

ご質問ありがとうございます。親しい親族の葬儀への参列はとても辛かったのではないでしょうか。また、自分が葬式をあげる番になったとき、きちんとできるのかどうかも不安ですよね。でも、最初はだれでも不安なものです。事前に情報を知っておくことで、不安は少なくなるでしょう。その点でもよいご質問だと思います。

前置きが長くなりましたが、ご質問の回答をさせていただきます。家族葬は参列者が家族や親戚など、身内が中心となる葬儀のことを指します。このため、規模は数名から十数名という場合が多いです。もっとも親族の人数が多い場合は、50名程度となる場合もあります。今のうちから、親族が何人いるか確認しておくことをおすすめします。一般葬の場合は、その他友人や知人の人数を把握する必要があります。 続きを読む

終わらない終活ブーム。墓は相続税対策になる?

「終活」という言葉が使われるようになってかなり経ちますが、他の「〇活」ブームと違って終活ブームは一過性ではなくどんどんと盛り上がりを見せています。

終活ブームはなぜ起きた?

これは我が国の少子高齢化や人口の都市集中による地方の過疎化など、多くの社会的な要因が絡み合って「自分が死んだ後の諸々の面倒」を家族に託すことが難しくなってきたことが根底にあります。

実際には各ご家庭で事情が異なるとは思いますが、昨今はお葬式の規模や費用感について従来のものには違和感を感じる方も増えてきました。また、終活を相続対策の一部として捉える人も多くなってきました。

その中でも特に多いのはやはりお墓の管理のことが心配だ、というお声です。このような背景から、近年は「永代供養墓」に感心を寄せられる方が大変多くなっています。

永代供養墓が人気の理由

例えばご家庭が以下のような状況にある場合、ご自身の地元にある一般的な寺院のお墓ではその悩みを解決するのは難しいでしょう。

  • 自分が死んだ後でお墓を管理してくれる子供や孫がいない
  • 子供はいるが遠方で暮らしていて日常的にお墓を見ることができない
  • 各所に散らばる子供たちが通いやすい地域にお墓を持ちたい

これが永代供養墓ならば寺院にお骨の管理や供養を任せることができるので、お墓の後継者がいなくても大丈夫です。

一般的なお墓では管理者がいないと雑草や枯れ木などで荒れ放題になってしまいますが、そのような心配も不要です。遠方に住まわれるお子様がお墓参りをしたい時には綺麗な環境でご先祖様に会うことができます。

また場所が限定されることもないので、各所に散らばるお子様たちが皆通いやすい地域にお墓を持つことができます。

一般的なお墓を購入するよりも費用を抑えることができ、実用面だけでなく費用面でもご負担を減らすことができるため大変人気が出ています。

お墓の購入は相続対策にもなります

終活を行う方には、相続対策についても考えている方がいらっしゃると思います。結論から申し上げると、永代供養墓は、少し難しい言葉で「祭祀財産」というものにあたり、節税対策になると言えそうです。

仏壇仏具やお墓は法律上は祭祀財産として扱われ、特に相続税の分野においては節税対策として購入される方もいらっしゃいます。祭祀財産は相続税の課税対象とはならないので、ご遺族の方に迷惑がかかることがないためです。加えて、生前に購入することでその分の現金を減らし、相続税の課税財産を小さくすることで相続税の負担を減らすことが可能です。

相続税対策として見る場合のポイントは2つです。

  • 将来被相続人となる方が生前にご自身で購入すること
  • 代金の清算(支払い)も確実に済ませておくこと

購入契約を結んでも代金の清算が済んでいない場合、故人の死亡後になされる相続税の計算において必要経費(債務控除といいます)にすることができず、税負担の軽減にならないからです。

近年、相続税の基礎控除枠が縮小されたため相続財産をできるだけ小さくする相続税対策が重要になっていますが、お墓の購入は遺産総額を減らし、節税効果による実利を得られるものでもあります。

心泉の丘の永代供養墓・室内納骨安置所の特徴

弊社がご案内している永代供養墓・心泉の室内納骨安置所は、石川県金沢市に在し、国の特別名勝に指定されている「兼六園」から徒歩圏内にあります。

永眠される方が心安らかに、またお墓参りをされるご遺族も故人に思いをはせることができるよう環境を整えております。

心泉では一定期間、室内納骨安置所「心泉御廟(しんせんごびょう)」にお骨が納められます。天候を気にせず快適にお参りすることができ、静かな環境で故人とご遺族が対面することができます。基本七回忌、最大三十三回忌までお骨を安置することができます。

一定期間の安置の後は、風情豊かな金沢の地を見下ろす「永代供養墓 心泉(しんせん)」に全てのお骨が移され、お骨は大地の土に返ります。お一人、ご家族やご夫婦単位でのご利用も可能です。心泉御廟では月に一度、法句寺による読経が行われます。なお、近年は生前にお申し込みをされる方が増えております。

どちらも一年を通して365日、24時間いつでもお参りや献花が可能です。

  • 静かな環境で心安らかに眠りたい
  • 無縁仏になるのは避けたい
  • 遠方に住む子どもに管理の手間をかけさせたくない
  • 新たにお墓を買うには費用的に抵抗がある

このようなご要望はまさに私ども心泉で満たして頂くことができます。見学、相談は無料でお受けしておりますので、お気軽にお電話(076-222-5700)もしくは、問い合わせフォームからお申込みください。

 

身内の死、遺族の悲しみのパターンと解消法

身内が長い間病院に入っていた後に亡くなった場合、ある時期から死を予期する場合も多いでしょう。とはいえ、身内の死が悲しいものであることには変わりありません。前回のブログでは、葬儀後の気持ちと向き合い方についてお話しました。

死の悲しみがどれだけ生活に影響するかは、人それぞれです。死の瞬間までの期間があったかどうか、故人とできるだけ時間を過ごせたかなどが大きな影響を及ぼします。もし悲しみで日常生活に支障が起きる場合は、グリーフケアの活用をおすすめしています。今回は、その中でもご遺族が故人の長期入院を経験された場合に焦点を当ててみました。

身内の死に対する悲しみは、どのような形で訪れるか?

病状が悪化して入院するも徐々に容態が悪化する場合、身内にとって大きな衝撃となる言葉は、主治医からの「回復の見込みがない」ということでしょう。

このとき、いままで遠い存在であり、訪れて欲しくなかった身内の死というものを、身近なものとして感じさせられることになります。
まだ生きているのに、あたかももう亡くなってしまったように感じるかもしれません。悲しみを抑えられずに、泣き叫んでしまう場合もあるでしょう。あまりに悲しみが強い場合は、グリーフケアを受ける必要があるかもしれません。

しかし徐々に容態が悪化するところを目の当たりにすると、近づく死を受け入れざるを得ません。患者さんの身内の方は、死後のことについて考え始めます。葬儀の会場も探しているかもしれません。
そして身内の死を迎えるとき、その事実を万感の思いをもって迎えることになるでしょう。

亡くなったことに対する悲しい気持ちの強さは、ケースバイケース

長い間の入院生活の末に亡くなった場合、故人に対する悲しい気持ちは、いつまで続くのでしょうか。これは亡くなった背景や、遺族と故人との関係によってさまざまです。

悲しみが少ない場合

以下のような場合は、悲しみによる日常生活への影響は少なくて済むことが多いでしょう。

  • 故人に対して、できることはやり切った。またベストの治療を受けさせることができた
  • 故人とできるだけ多くの時間を過ごすことができた

これらは、後悔の気持ちが少ないことが大きな特徴です。
身内を失った悲しい気持ちはもちろんありますが、早い時期に現実を受け入れることができる場合も多いでしょう。特にグリーフケアが必要ない場合も多いものです。

悲しみが大きくなる場合

以下のような場合、故人に対する悲しみは大きなものになります。

  • 亡くなる前の数年間、故人とあまり顔を合わせられなかった
  • もっと良い治療法があると思っているのに、受けさせることができなかった
  • あまりお見舞いに行けなかった

いずれも、後悔の気持ちが大きくなることが特徴です。「あの時に無理してでもやっておけば、まだ生きていたのに」などと、自責の念に苦しみ続ける場合もあります。
あまり悲しみが長く続くようであれば、グリーフケアを受けることも考えましょう。

人はいつか死ぬもの。悲しみが長く続く場合はグリーフケアを

人は必ず死ぬものであり、これはいかに治療を尽くしたとしても避けることはできません。故人のためにも、なるべく早く日常生活を取り戻すことが大切です。

悲しみが長く続く場合はグリーフケアを受けるとよいでしょう。グリーフケアとは、大切な家族を失くした遺族を周囲が寄り添いサポートすることです。他の人に相談したり、ワークショップなどで悲しみを分かち合うことで、あなたの心の負担を軽くすることにつながります。

また心泉では供養の気持ちを具現化するお手伝いとして、永代供養墓での寺側での供養、そして手元供養などの提案もしております。従来の寺院が行ってきたように、毎月ご自宅に訪問し、供養することも可能です。心泉会館内で個別に読経することもご相談いただけます。僧侶と話しながら故人の死と向き合うことは、ご遺族の方が日常に戻っていくことを気持ちの面からサポートすることにつながります。こちらの利用も検討してみてください。

心泉のサービスについては各ページからご覧ください。「永代供養墓・心泉」、「心泉の家族葬」、「一日葬と永代供養墓セット

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葬儀に持参するのは御霊前、御仏前?御香典のマナー

お葬式に参列する際、御香典を持っていくことが有りますね。この御香典に関するマナーも知っておかないと、恥ずかしい思いをすることになりかねませんし、相手に不快感を与えてしまうこともあります。今回は、御香典に関するマナーについてお伝え致します。

御霊前と御仏前の違い

コンビニエンスストアなどで、御香典を入れる袋(香典袋)を買おうとお店に行ってみますと、表書きに「御霊前」となっているものと、「御仏前」となっているものがあり、どちらを買えばいいのだろう?とお困りになられたことはないでしょうか。

通常、お葬式に持参する場合、御霊前が一番多いと思います。御霊前は、亡くなられた方が、まだ霊として彷徨っている期間に使用します。一般的に四十九日法要までは、御霊前を使用します。

御仏前は、どういうときに使用するのかといいますと、亡くなられた方が、既に仏様となっている場合に用います。宗派では、浄土真宗、創価学会では、霊という考えが無く、即身成仏といいまして、亡くなった方は即、仏様となりますので、御霊前ではなく、御仏前を使用します。また、浄土真宗や創価学会以外の宗派では、一般的に四十九日法要を終え成仏するということで、四十九日法要以降は、御仏前を使います。

とは言いましても、お葬式に行く前に、何の宗教宗派で行われるか分からない場合が多いですよね。その場合には、ひとまず御霊前を用意しておくのが無難でしょう。または、御香典という表書きにしておくのも良いですね。

薄墨を使うことと、その意味

御霊前でも御仏前でも、御香典を入れる袋には、自分の名前を書くわけですが、この名前を書く際、本来は薄墨で書くのがマナーです。コンビニや文具店で販売している慶弔(けいちょう)用の筆ペンですと、両端の一方が弔事(ちょうじ)用として薄墨になっているものもあります。

なぜ薄墨で書くのでしょう?これは、「充分濃くなるまで、墨を硯(すずり)で擦っている時間もなく、取り急ぎ駆けつけたのです!」という意味が込められている為です。逆に濃い字で書いてあると、「充分濃くなるまで、墨を硯(すずり)で擦っていまして、余裕を持ってかけつけました!」という意味になってしまうということです。

その他、御香典については、新札を使用しないというマナーもあります。これは、あらかじめ不幸の為に用意していたようで良くないとされるからです。

このように、御香典に関するマナーがあり、気にされる方もいらっしゃいますので、注意しておきたいものですね。

受付での渡し方

本来は、袱紗(ふくさ)に包んで持参し、受付のところで袱紗から出し、袱紗の上に香典袋を乗せて渡すのが一番丁寧な渡し方です。袱紗が無く、やむを得ず香典袋を直接手に持って差し出す場合は、最低限両手を添えるようにしましょう。

このとき添える一言としては、「この度はご愁傷様でございます」が無難です。お葬式のマナーを守り、故人への敬意を伝えてください。

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永代供養墓とは?意味や費用の相場、お墓の探し方など、知っておきたいポイント総まとめ

最近、永代供養墓について、新聞などのメディアでよく耳にするようになりました。永代供養墓の使用料やその他必要な費用の相場感、準備のタイミングや探し方など、永代供養墓の購入を検討するうえでのポイントを詳しく解説します。

永代供養墓とは?普通のお墓と何が違うの?

お墓といえば、先祖代々のご遺骨が埋葬され、家の長男が供養を引き継ぐ代々墓が一般的です。夏のお盆には家族揃って帰省し、墓碑に向かってお参りする方も多いのではないでしょうか。一方、永代供養墓とは、寺院や霊苑が管理および供養をしてくれる集合墓(合祀墓と呼ばれることもあります)をいいます。購入する際、永代使用の権利を得ることができます。室外にあるものが多くありましたが、最近は都市部を中心に、室内型の納骨堂と呼ばれるものが増えています。室外、室内問わず、一定期間(主に最大33回忌、50回忌まで)は個別に管理し、その後まとめて納骨する方法から初めから合祀をメインとするものもまで様々です。

永代供養墓・心泉は、法句寺が平成9年に建立したものですが、当時は、永代供養という言葉もありませんでした。シングルの増加や少子化、核家族化などの影響から、墓の後継となるお子様がいない方やいても娘さんのみの方、お子様が県外に移ってしまい、墓参りが負担になるのではないか、と心配される方が増えたことにより、永代供養墓の需要はますます伸びそうです。

永代供養墓を選ぶと良い人とは?

お墓の必要性を考えるきっかけになるのは、おそらく家族などにご不幸があった時かもしれません。また、近年は終活を積極的にされている方もおられるので、そういった時に考えることもあるはずです。いずれにしろ、故人の供養やご自身にもしものことがあったときにお墓を建てるべきか、永代供養墓を活用するべきかを考えればよいでしょう。

判断する基準になるのは、主に下記です。

  • 継承するお墓を持っているか
  • ご自身が亡くなったあと、お墓の後継者はいるか
  • 予算はいくらか

お墓を所有していない方は、用意する必要があります。お墓を用意するのに、下記の料金が必要になります。

  • 墓地の使用料
  • 年間管理費
  • お墓の石材費
  • お布施

墓地の使用料や年間管理費は、墓地の所有が公営なのか、民営なのか、寺院なのかなどにより異なります。これらについては、お墓と仏壇の購入と管理編 で詳しくまとめているので参考にしてください。

幅広い料金体系の永代供養墓とその他必要な料金とは

お墓の後継者がいない、できれば費用は抑えたい、という方は、永代供養墓を利用することをおすすめします。故人の代わりに寺院など永代供養墓の管理者が供養をする集合墓です。集合墓とはいえ、33回忌までは個別にご遺骨を管理できる形式の物が多く、その期間を過ぎたあと、合祀されます。

料金は、管理者により大きく異なります。一般墓の平均が176.2万円に対し、永代供養墓(樹木葬、納骨堂)は、68.8万円(樹木葬)から87.7万円(納骨堂)となっています(鎌倉新書調べ)
立地や新しさ、納骨の仕方などで価格には幅があります。また、永代使用料のほか合祀前までの管理費の有無なども事前に問い合わせておくとよいでしょう。購入前に足を運び、料金のほか、好みのデザインか、通える距離にあるか、なども調べておくと安心です。

また、お布施は墓の購入金額とは別に用意する必要があります。寺院墓地にお墓を建てる際や納骨の際に必要になるか否かは寺院によりけりです。檀家になる必要有無もことなります。もともと檀家となっている場合、入檀料は必要ありませんが、新しく檀家となる場合は、寺院の墓地を使用するため、入檀料を求められることがあります。検討する際は、あらかじめ確認されるとよいでしょう。

墓じまいには永代供養墓がおすすめ

墓の後継ぎの方が元気なうちにと始めた終活の一環で、「墓じまい」をするという事もあります。墓じまいとは、現在のおを撤去、ご遺骨を別の墓に改装することを指します。改装先には、墓の管理・供養を委託できる永代供養墓を選ぶことが主流となってきました。墓じまいに関する更に詳しい内容は、「墓じまいの手順」をご覧ください。

納骨とは?納骨するのはいつ?

納骨とは、火葬後にご遺骨や骨壺を墓に納めることをいいます。お墓をお持ちでない方が故人の供養のためお墓を建てる際、時期に決まりはないのですが、四十九日までに用意するのが一般的です。永代供養墓への納骨も四十九日が一般的です。何らかの事情で納骨にお墓の用意が間に合わない場合などは、一周忌や三周忌など、節目の時期で親族があつまる際に合わせて行うと良いでしょう。その時に納骨式を一緒に行うことも可能です。納骨の前には、僧侶を招いて、お参りをしてください。魂入れの読経を行うことで、石が初めてお墓になります。その他、ご自身のために用意する方などは、新盆や彼岸などの時期もよいとされています。

納骨式については、ブログ故人の供養に関わる人と料金は?お墓への納骨の方法とお布施編も参考にしてください。

お墓の準備の仕方、探し方

お墓の準備は、石材屋やお手次の寺院に相談するのが一般的でしたが、最近はネット検索から探される方も多くなりました。

お墓を立てるのであれば、石の種類やデザインを相談する必要があります。石の種類も国産、輸入品などで料金が異なります。デザインは、購入者の好みや宗派により異なりますので、石材屋に相談されることをおすすめします。

永代供養墓は、寺院が所有し受付をしているもの、企業が販売の窓口になっているものなど様々です。最近では墓専用のポータルサイトも多くありますので、ネットでも探しやすくなりました。墓の後継ぎが不在とはいえ、ご自身が健在のうちは、お墓お墓参りをしたいとお考えの方は、通いやすい場所から探すと良いでしょう。google mapから「永代供養」と検索するとお近くの永代供養墓が見つけることもできます。

心泉の永代供養は金沢市の好立地でお参り可。安心価格で入檀不要。

永代供養墓・心泉10万円からご利用いただけます。また、室内でお参りができる室内納骨・心泉御廟もあります。永代供養墓、室内納骨ともに、おひとり用30万円、夫婦用50万円などご要望に応じご用意しております。ご利用の際、寺院との契約は永代供養墓・心泉の利用の為必要ですが、門徒(檀家)になる必要はありません。

また、永代供養墓・心泉は書家としても知られる、北方心泉が明治32年の建立した由緒ある寺院の法句寺が北陸で初めて建立した永代供養墓です。映画「武士の献立」のモデル舟木家の墓じまいにもご利用いただきました。永代供養墓・心泉の場所は金沢の野田山墓地にあります。室内納骨・心泉御廟は兼六園から徒歩圏内にある法句寺と隣接しています。また、同じ敷地内にあるセレモニーホール心泉では家族葬もあり、お葬式からお墓、法事法要まで一貫したサービスをご案内しています。

心泉の永代供養墓
心泉の家族葬
心泉の一日葬と永代供養墓セット

終活相談:両親のお墓の管理

終活に興味がある方から頂いた質問にお答えすることで、皆さんのお役に立てる情報をお届けします。
今回は、E.I.さん(40代・女性)から頂いた質問と終活を行うにあたってのヒントをお届けしたいと思います。

E.I.さんから、「両親のお墓の管理」ついてご相談いただきました。

“両親それぞれに菩提寺と代々のお墓があり、他に若くして亡くなった母のために父が建てた母個人のお墓があります。主人の実家は寺院で墓地も管理しているため、主人は将来は一緒にそこへ入ろうと言っています。特に異論はなくそれが自然だとも思っていますが、母親のお墓が今後どうなるのかと考えると何だかかわいそうな気持ちがしてくるのです。

現段階で父親は存命ですが、父が将来どのお墓に入りたいのかという希望は聞いていません。もしも母と一緒のお墓に入るとなれば、私は一人っ子のため管理できるのは自分だけです。それであればやはり、私も父母と同じ墓に入る方が良いのでしょうか。

法的に何らかの縛りがあるのか等も分からず不勉強の極みなのですが、なんとか波風立てずにうまく母親の墓を維持管理していくにはどうするのがベストなのでしょうか。”      

ご相談者のE.I.さんは、ご両親のお墓を守っていく立場の方ということ。現在お母さまの個人のお墓があり、お父様のお墓も今後検討していく必要があるようです。そして、ご主人は、ご実家のお墓に入られるとのこと、E.I.様も同じお墓に入ることが想定されます。

お父様が長男であった場合、その家のお墓に入ることが一般的ですが、そうでなかった場合、新しいお墓を作られることが考えられます。ただ、すでにお母さまの個人のお墓があるとのこと、お母さまのお墓に一緒に入られるということもできますね。

質問を拝見する限り、E.I.様のご主人は長男なのかもしれませんね。E.I.様のお子様がその場合、E.I.様のご両親とE.I.様ご夫婦のお墓両方を見ていく必要があるかと思います。

まずは、E.I.様が、ご両親のお墓をどのように管理されていきたいかを確認し、次の世代、つまりは、E.I.様のお子様方がどのようにされていきたいかも考慮する必要があります。もちろん、E.I.様のお父様のご意向も聞いてみましょう。

近年の傾向としては、E.I.様のように一人っ子の方は特に、近年墓じまいをされるケースが増えてきました。E.I.様のお子様が皆さまのお墓を管理していくことができないとなれば、お墓を守っていく人がいなくなり、いずれは無縁仏になる可能性が高くあります。

法的にはお母さまのお墓を墓じまいされることへの規制はありません。お母さまのお墓を墓じまいされ、お父様と一緒に永代供養墓などに入られれば、ご遺族の方への負担が減るということも考えられます。

そのような方法もあることを、考えられてはいかがでしょうか。

心泉のサービスについては各ページからご覧ください。「永代供養墓・心泉」、「心泉の家族葬」、「一日葬と永代供養墓セット

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終活相談:家族の資産管理

終活に興味がある方から頂いた質問にお答えすることで、皆さんのお役に立てる情報をお届けします。
今回は、Y.H.さん(40代・女性)から頂いた質問と終活を行うにあたってのヒントをお届けしたいと思います。

Y.H.さんから、「家族の資産管理」ついてご相談いただきました。

“友人の父が数年前に脳梗塞で突然亡くなりなした。母親は痴呆が少々入っていたため、金銭管理はすべて父親が行っていたそうです。お葬式は葬儀社との相談でどうにかなったものの、相続どころか総資産についてもわからず、銀行へ問い合わせても本人の死亡を証明する書類と妻である母親に来てもらわなければ手続きできないと言われて手続きがかなり難航したと言っていました。

友人のように家族が突然死した場合にどうそなえておくべきでしょうか。両親には縁起が悪いけど、資産をどう管理しているかなど、私たち兄弟にわかるようにして欲しいと伝えてあるのですが、今の所は保管場所を聞いている程度です。”

銀行の口座は、亡くなった直後にすぐに凍結されるということはないのですが、お悔やみ欄での告知や親族の方などからの連絡を銀行の方が受けた後凍結されてしまいます。凍結されてしまうと、親族の方でも預金を引き出すのは大変難しくなってしまいます。

そうなってしまう前に、葬儀代の手配などをしておけるとベストではありますが、突然死となると、なかなかそういうわけにはいきません。

最近では終活の一環として、エンディングノートに資産関係をまとめる方も増えてきました。随時情報をアップデートしていくことは必要ですが、いざというときに役に立つことと思います。まずは、エンディングノートの作成から始められてはいかがでしょうか。

 

 

家族葬体験:冠婚葬祭に追加料金は必須?

家族葬や永代供養墓、その他終活のご経験者の方々に、体験談を伺いました。
皆さまの体験談を元に、「心泉のお葬式」「心泉の永代供養」に対する理解も深めて頂ければ幸いです。

 

今回は、M.W.さん(30代)に家族葬の体験についてお話を伺いました。
体験されたのは、心泉のお葬式永代供養とは異なりますが、皆様が終活を行う上での参考になれば幸いです。

少人数での葬儀。ゆっくりとした時間を共有


親戚の葬儀の際にお世話になった業者に、お父様の葬儀を依頼されたというM.W.さんにお話を伺いました。

「父が他界した際に、母と子ども夫婦、孫だけでの葬儀をししました。遺体を病院から引き取ってもらい、通夜を身内で済ませ、お坊さんが読経をするでもなく、皆で棺桶に花や品物を入れ、焼き場へ行き、その後斎場で食事をして帰りました。
祖父母が田舎だったので、今まで葬式は大袈裟で大変でしたが、ゆっくりお葬式ができて良かったと思います。」

親族以外が葬儀にいらっしゃる場合は、そのための準備などでも時間を取られます。そういったこともあり、家族葬を選ばれる方が多くなりました。

冠婚葬祭に追加料金は必須?


家族葬とはいえ、費用や進行面では何か不安はあったのでしょうか?

「葬儀を行う側としてあれこれ打ち合わせをしたのは初めてでしたが、こちらの求める対応をしてもらえたと思います。
あれこれと思ったよりも追加でお金がかかった印象でしたが、冠婚葬祭はそのようなものだと思っていますので問題はありません。
家族葬が初めてだったのですが、来客の対応に追われることがなく、落ち着いて送れたと思います。」

パッケージ化されている家族葬とはいえ、事前に決定できる金額と希望や状況により変更が必要な金額があることが多いです。

すべてパッケージ内で賄えるというサービスとなっている場合は、想定される項目すべてをあらかじめ含んでいることもあり、実際はかからない費用のケースもあります。実際は、オプション型のサービスの方が総額がお安いこともあります。

心泉のお葬式においては、必要最低限の部分をパッケージ価格としてご案内しておりますので、ご希望に応じた部分は、オプションでの提示となります。具体的な事例と価格はこちらをご参照ください。

また、施設やスタッフの対応面での好みもあると思いますので、値段ですべてを決めたほうがいいとも言い切れないケースもあります。

葬儀が必要となる前に、事前に候補となる葬儀社に訪問し、話を伺ってはいかがかと思います。