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家族葬用、セレモニーホール心泉の成り立ち

セレモニーホール心泉(斎場)

セレモニーホール心泉は、金沢市小将町にある家族葬専用の葬儀会館です。兼六園すぐそばという立地のよさが好評をいただいております。市内にはさまざまな葬儀会館がありますが、市内中心部では数少ない家族葬専用ホールとして、多くの方にご利用いただいております。セレモニーホール心泉の成り立ち、関係性の深い法句寺についてご紹介させていただきます。

閑静な寺町に佇む法句寺

兼六園から南東に伸びる小立野台地には多くの寺院があります。その中でも最も兼六園寄りの小将町に法句寺はあります。

法句寺は、明治時代に活躍した僧侶・北方心泉が、明治33年(1899年)に建立した真宗大谷派の寺院です。

昨今のライフスタイルの変化にあわせて、葬儀や供養も多様化が求められる時代の変化に合わせ、先代やご先祖様が積み上げてきた歴史を大切にしながら、時代の流れに柔軟に応えて人々に寄り添えられるよう、当寺はさまざまな先進的な取り組みに挑んできました。

交流の場・心泉会館と家族葬・セレモニーホール心泉

法句寺は、人が集まり、集い、語らうことのできる寺院を目指し、まずはその空間づくりに努めました。

従来の仏教寺院の様式を踏まえた上で、デザインと機能性をより進化させたモダン建築の本堂を再建し(平成5年)、北陸では初となる永代供養墓の建立(平成9年)、お斎の間、宿坊、事務所を増設(平成15年)、そして家族専用の葬儀会館として”セレモニーホール心泉”を建立いたしました(平成27年)。

これらの場を”心泉会館”とし、今では、葬儀や法事に限らず、門信徒の方々や心泉の永代供養をご利用者の交流の場ともなっています。

人と人がつながる場を目指して

また、「心泉会」という法句寺を中心とした門信徒の交流会があります。年間行事としての法要や終活セミナーだけでなく、親睦会として、新年会、今話題のトピックに沿った専門家の講演会、研修旅行などを通じ、みなさまのライフスタイルに沿った行事を行なっております。心泉のお葬式や永代供養も、元は心泉会の方々向けにスタートしたものです。このお話は、会社概要のページでも紹介させていただいております。

現在、寺院関係者以外の参加は任意ですが、ご葬儀や永代供養などをきっかけに入会された方も気軽に参加し、教養として仏教や同じ永代供養墓のご利用者(今では墓友と呼ばれているようです)と触れ合う機会を楽しんでいらっしゃる方もおられます。

私たちは、人とつながることで生きていくことができます。つながりという面では、亡き人やご先祖様とのつながりも含まれるのではないかと思います。お寺は、もともと門徒や有縁の人々が集い、お互いがつながり合う場所です。それと同時に、故人や先祖を偲ぶことができる場所でもある。そのように考えています。

こうした、”縦軸”と”横軸”のつながりの交差点として、法句寺は多くの人が気軽に集まって、元気に語らう場になることを目指してきました。心泉の丘としても、この方針を尊重し、ご希望者の方には気軽に交流の場にご参加いただける機会を提供できるよう努めています。

お寺に守られる安心感の中で、心静かに故人様をお見送り

ここ数十年。葬儀の形態は、葬儀社主導の会館葬が一般化していました。

ひと昔前は、共同体や寺院が中心となって葬儀を行っていたのですが、最近では僧侶もご家族や葬儀社から呼ばれて葬儀会館まで足を運ぶ、というのが当たり前のようになっています。

セレモニーホール心泉は、古くは一般的であったけれど、現在は利用する方の少ない寺院葬を現在に合う形で提供できるように、という想いから、寺院の敷地内に建設されました。敷居が高いと思われがちであった仰々しい寺院葬ではなく、仏のいる場所で安らぎを感じられるお別れの場としてご利用いただけるようになることを目指しております。

法句寺本堂に隣接しており、また兼六園のそばという、実に閑静な住宅街の中にある寺院境内ですから、安心して心静かに故人様をお見送りすることができます。

葬儀や供養にとって大切なものは、アクセスのしやすい好立地や、充実した建物設備だけではありません。何よりも、故人様とご家族、みなさまと寺院など、まさに”人と人とのつながり”を深く感じられる時間や空間こそが、大切なのではないかと考えています。

また、セレモニーホール心泉にお越しの際は、公共交通機関をご利用いただけます。最寄りのバス停は「小将町」です。「兼六園下」経由のバスにご乗車下さい。

金沢駅方面から車でお越しの方は、「兼六園交差点」の1つ南(小立野方面)の信号「兼六坂交差点」を左折します。そのまま小路を直進しますと、右手に法句寺・心泉会館が見えて参ります。

心泉のお葬式の事前説明や心泉会館の無料の見学も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

NHK放送「どうする?先祖の墓」をみて

永代供養墓・心泉

2018年1月26日にNHKで「どうする?先祖の墓〜加熱する”墓じまいビジネス”〜」という番組が放映されました。ご覧になった方も多いかもしれませんね。

少子化や核家族化が進む現代において、墓の存在が負担になっているケースが多くなってきているようです。先祖を弔いたい思いは健在ですが、弔いの形は時代とともに大きく変わってきていることを改めて感じました。

心泉の丘がご案内している「永代供養墓・心泉」は、法句寺が北陸で初めて平成8年に建立した合祀墓です。当時は門徒の方からの要望に答える形で作られたのですが、今では全国からお問い合わせをいただくようになりました。それだけお墓のあり方を模索している方が増えたということかと思います。

建立当時の思いは、こちらでもご紹介していますので、よろしければご覧下さい。

今後もますますお墓のあり方や先祖の弔い方が模索されていくことともいます。わたくしどもも、みなさまと一緒に時代にあった供養の方法を考え、ご提案していければと思います。

お一人様が知っておくべき“あと”の手続

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独身の方で親・兄弟姉妹がおられない場合、ご自身の老後や亡くなった後のことが気になるという方が多いのではないでしょうか。また、いわゆる「お一人様」の終活としても、非常に関心のある事柄ではないでしょうか。

日本人の寿命が、着実に延びているのは事実です。ですが、皆さんは健康寿命をご存知ですか?
健康寿命とは、人の力を借りずに日常生活を送れる寿命のことです。これは、男女ともに70歳前半です。つまり、人の力を借りて生活しなければならない時間が、おおよそ10年間近くあるのです。これが現実なのです。
子や配偶者、兄弟姉妹がいれば、その方々を頼ることができるかもしれません。
しかし、そのような身内がいない場合、どのように老後や“あと”のことを考えておけばよいのか、整理していきましょう。

健康寿命を過ぎたとき

誰かの手を借りなければ日常生活に支障をきたすようになった場合、真っ先に相談できるのは、民生委員の方や金沢市地域包括支援センターです。地域包括支援センターは、2017年現在で、市内21か所にあります。しかも24時間電話相談ができる態勢になっています。地域包括支援センターでは、どんな些細な相談でも寄り添ってくれますので、是非覚えておいて欲しいと思います。

問題は、いきなり自分で相談できない状況になってしまうケースです。たとえば、急に家の中で倒れてしまったとか、認知症が急激に進んでしまったような場合です。前者のケースでは、いわゆる孤立死となりかねません。後者のケースでは、現実を受け入れられないために手遅れとなり、自分の把握できない状況となってしまうのです。後はすべて他人(成年後見人)任せです。

いきなりの事態にどう備えるか

突然倒れてしまったり、認知症が一気に進んでしまったりというような“いきなりの事態”に備えるために、家の中にセンサーを設置しておく方法があります。人の動きを一定時間察知できなければ、警備会社が出動してくれるという有料サービスです。

その他、日々の暮らしの中で備える工夫もありますので、事例を交えてご紹介いたしましょう。一人暮らしの70代男性の事例です。この男性が2日間洗濯物を取り込まないことを不思議に思ったお隣さんが、開けっ放しの窓から男性の家の中を覗き込んでくれたのです。そのおかげで、倒れている男性が発見され、男性は一命を取り留めました。この男性は夏にエアコンを付けずに家の中にいて、熱中症で倒れていたのです。

この事例から分かるように、ご近所とのお付き合いというのが、お一人様にとっては非常に大事だということです。一般的には、女性は男性よりもコミュニケーション能力が優れていると、言われています。ですから男性のお一人様は、ご近所との交流を図る意識を強く持つことが特に大事になってきます。

もう一つ事例をご紹介しましょう。都会の高層マンション上階にお住いの、女性のお一人様の事例です。この方は、マンションの一階にあるコンビニエンスストアに、毎日買い物に行かれます。コンビニエンスストアで買い物をするのが目的ではなく、顔を見せに行くことが目的なので、実は買い物がついでなのです。なぜ顔を見せにいくのか?それは、もしも無断で2日間顔を出さなかったら警察に連絡して欲しいと、お店のオーナーにお願いをしているからなのです。

このような人とのつながりがあると、とても安心できますよね。
しかしこういうお付き合いが煩わしいとなると、最初にご紹介したような有料サービスを活用せざるを得ないでしょう。ただし、一気に進む認知症については対応は難しいでしょうから、やはりご近所の方との日頃のお付き合いを大切にされることが重要です。

長期入院や施設入所にどう備えるか

もしもの事態への備えができたとして、長期入院や施設入所となったら、真っ先に気になるのは経済的問題です。この問題については、保険や預貯金で備えをしておられることと思われます。ですから考えるべきは、その先なのです。

誰がその預貯金を管理して、支払いをしてくれるのでしょうか?誰が保険会社に連絡してくれますか?保険金はどうやって受取りますか?そもそも認知症になったら、保険に入っていることを誰にどうやって伝えますか?ご自身は動けない、または認知症で理解できないという前提で考えてみましょう。
なかなかに難しい問題だと、ご理解いただけるのではないでしょうか。

ところで、このようなことに何の備えもしていないと、どうなるのでしょうか。
実はそのような方々は、それなりにおられます。このような場合どうなるかというと、金沢市の場合は、社会福祉協議会が対応してくれるのです。日常生活自立支援事業として、有料サービスを展開しています。医療費を支払う手続や預金の払戻、預金の解約等も対応可能です。ポイントは、1時間あたりの決まった単価で、かかった時間数分をお支払するということです。

また認知症などで全面的に支援が必要な場合には、金沢市長が家庭裁判所に後見の申立てをすることもあります。家庭裁判所が成年後見人を選任した場合には、すべての財産は成年後見人が管理します。何か手続きが必要となれば、それもすべて成年後見人が行います。

さて、話を戻しましょう。
自分が入院や入所で動けなくなったとき、お金の管理などをどうやって自発的に備えていくかということです。

この備えとしては、信頼できる人と財産管理を任せる契約をしておくのです。先ほど成年後見人のお話をしましたが、成年後見制度には法定後見人と任意後見人がいます。このうち任意後見人というのは、元気なうちに「もしものときは、よろしく」と契約を交わしておく後見人です。自分が信頼できる人を選んで契約しますが、「もしものとき」だと家庭裁判所が判断するまでは、後見人にはなれません。更に、その後見人を監督する後見監督人が選任されるまでは任意後見人になれません。

つまり、時間を要するのです。そこで、生前財産管理契約を交わしておくことで、もしものときはすぐに財産管理を頼めるようにしておくことが一般的になっています。法定後見人に、誰がなるのかは分かりません。任意後見人は吟味して、選ぶことができます。そういう意味では、少し安心できるのではないでしょうか。

このような話は費用が高過ぎてと、心配される方がおられます。費用は必ず発生しますが、意外にもそれほどの金額ではない場合もありますので、地域包括支援センターや社会福祉協議会にいろいろと相談されることを、お勧めいたします。

亡くなったあとにどう備えるか

何も備えがなければ財産は国庫に収まり、ご遺体は直葬の後、無縁墓に納められます。
そこで確実にお勧めできるのは、遺言書を用意しておくことです。遺言書があれば、それに従った処理が可能になります。福祉団体に財産のすべてを寄付したいという願いも、遺言書で実現させることができるのです(埋葬費用等の分は少なくなります)。ですが、市がその遺言書の通りに財産を処分する保証はありません。そもそも遺言書に気が付いてくれるかどうかも、分からないのです。

したがって、遺言書は信頼のできる方に預けておくようにしましょう。そして、然るべきときが来たことが分かるようにすることも大事です。遺言書を預けた人を遺言執行者とするのも忘れないでください。遺言執行者として指定されていなければ、遺言書を預かった人は自分では何もできないのです。非常に肝心なポイントです。

お墓を既に用意しているという方は、そのお墓についても遺言書に記してください(注)。遺言書は何度作り直しても大丈夫です。ですから、1年に一度作ることにしても構わないと思います。
ただし、遺言書はその形式を大変重要視します。一つの形式違反があっても、すべてが無効とされます。せめて最初に書くときくらいは、最低限専門家のチェックを受けるようにしましょう。

専門家に確認してもらうのは敷居が高いからといって、Web上にある遺言書のテンプレートを真似するだけでは不十分なことがあります。
なぜならば、遺言書を書く人の抱える状況や財産が、人それぞれに異なるからです。また遺言書で書き記したいと強く願う事柄は、一般的なテンプレートには無いこと可能性が高いです。

たとえば、お世話になった方に遺産の半分を渡したいだとか、ユニセフに遺産を寄付したいとか、そのような願いは、一般的なテンプレートにはありません。更に、借家住まいの場合の後処理についてのテンプレートなど、Web上で探すことは困難です。万が一見つけたとしても、遺言書を書かれる方の個人的な状況によって、書くべき内容が異なることがあります。
ですから、書くべき内容が遺言書に反映できているのか、形式に間違いはないのかを専門家に確認してもらうことをオススメします。

自筆証書遺言のチェックをお願いする専門家としては、弁護士・司法書士・行政書士がいます。費用は事務所ごとに様々で、平均すると4万円前後かと思われます。もっとも弁護士事務所の場合には、もう少し高額になってしまう場合もあります。
公正証書遺言の場合には、もう少し費用がかかります。遺言書の作成に加えて公証役場の手数料も必要になりますから、金額としては自筆証書遺言の3倍近い金額が想定されます。公証役場の手数料は、財産額によっても変わってきますので、一概には言えません。気になる方は、公証役場に財産と金額を伝えれば、教えてもらうことができます。

(注)心泉の永代供養墓やお葬式を生前に予約された場合は、何かあった際に遺言書なしでも対応できるよう、委任契約での締結を提案しております。詳しい詳細はお問い合わせください。

死亡後の各手続

遺族がいる場合は遺族が行うべき手続きは、お一人様の場合には基本放置状態です。そして手続きがされていないことが問題となってから、既に亡くなられているということを知って、各機関が独自にそれぞれ処理を行っていきます。
成年後見人(任意後見人の場合には、別途「死後事務委任契約」が必要)がいた場合は、その後見人が後の手続を行います。

 

心泉の永代供養墓
心泉の家族葬
心泉の一日葬と永代供養墓セット

仏教の教えから見た「終活」

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「終活」という言葉を、最近よく耳にします。終活とは「人生の終わりに向けての活動を意味し、自分の死に際して準備をすることです。

近年、書店でも売られている「エンディングノート」などもその例の一つで、これはもしもの時のために、家族や友人など大切な人たちに必要なことを書いておくノートのことです。遺される人たちへのメッセージや、自分のお葬式はこうして欲しいという希望など、また遺品の整理についてのことが書かれます。エンディングノートは、遺言書と違って法的な効力はありません。書くことによって人生を振り返り、終わりのあり方を決めるという「人生の整理」ともいえるものです。

終活・生前整理…人生を「整理する」人たち

類似したものでは、「生前整理」というおこないもあります。

これは死ぬ前に持参や身の回りのものを整理しておくことで、故人が残したものを片付ける「遺品整理」とはまた別のものです。

終活と生前整理の共通点は、どちらも「家族に迷惑をかけないようにしたい」という気持ちの元におこなわれているということです。決してネガティブな行為ではなく、自分にとって大切なことは何か、残された人生で何をすべきかということを改めて気付かせてくれる意義のあるものなのです。

日本では、お葬式といえば、古くから寺や僧侶と関わりの深いものです。では、実際にお寺側や僧侶の人たちは「終活」をどのように思っているのでしょうか。

仏教の教えと終活

仏教の教えの原点には「諸行無常」という考えがあります。この世に存在しているものは全て、姿形もその本質も常に変化する、というものです。釈迦が入滅する際、沙羅双樹の舌で説いた言葉と言われており、「変わらないものはない」「死というものを前向きにとらえ、悔いのないように人生を生きなさい」ということを教えています。

「死」を身近に感じることで、生きている周りの人たちを大切にする…それは終活にも仏教の教えにも共通していることです。

古くからあるものが時代に合わせた形で変化していく現代。信仰や供養が希薄になったとはいえ、仏教の教えである「諸行無常」を最も体現しているのが、皮肉にも仏教の教えから離れつつある現代社会といえるのかもしれません。

近年、終活ブームに後押しされて、本来葬儀やお墓と関わりの深いお寺が、終活をサポートする動きが出てきました。終活についての相談を受けたりエンディングノートの書き方について教えるなど、寺や僧侶自身も積極的に終活を勧めているという印象です。

法事や法要に関して、「お坊さん便」という新しいサービスも生まれました。

核家族化が進み、お寺との関係も少なくなってきた現代では、お布施の相場や法事の依頼の仕方がわからないといった声も多く出てきています。そこで、定額のお布施で僧侶を手配するサービスとして「お坊さん便」が始まったのです。まさに、時代を反映した画期的なサービスです。

一方で儀式の簡素化によって、宗教的な意味合いが希薄になっていると危惧する声もあります。仏教という宗教においての「供養」というものがないがしろになっているという意見が少なくありません。

そのような時代だからこそ、お寺が行う「終活」を通じ、「死」というものと向き合う上で、本来の「供養」を学ぶきっかけとしても良いかもしれません。心泉の丘の終活では、相続診断士の資格を取得した僧侶がエンディングノートの作成を通じ、「終活」の相談に乗っています。興味のある方は一度ご連絡ください。

心泉の永代供養墓
心泉の家族葬
心泉の一日葬と永代供養墓セット

亡くなったあと必要な手続きのまとめ

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人の死に接すると、悲しみに浸る毎日を過ごしたくても、なかなかそうはいかない難しさがあるのが現代です。人が亡くなると、法的には相続が発生するだけでなく、その人(故人)が社会とつながっていた分だけの様々な手続きが必要となるのです。その性質から以下のように、大きく5つに分類することができます。金沢市における相続以外の諸々の手続を確認してみましょう。

 

〈手続一覧〉

A)死亡そのものの手続

・死亡届の提出

B)死亡による変更・喪失の手続

・死亡退職届

・世帯主の変更届の提出

・健康保険証の返還

・介護保険資格喪失

・後期高齢者資格喪失

・年金受給の停止

・公的資格証の返還

・各種契約の解約と名義変更

Ⅽ)死亡を原因とする請求手続

・未支給年金の請求

・高額療養費の請求

・葬祭費・埋葬料の請求、火葬補助金交付申請

・団体弔慰金

Ⅾ)所得税の準確定申告

E)残された人の手続

・復氏届の提出

・姻族関係終了届提出

・児童扶養手当申請

・生命保険金の請求

 

A)死亡そのものの手続

死亡届と死亡診断書を提出しなければなりません。この二つは同じ1枚の紙で、左側が死亡届、右側が死亡診断書となっています。通常は病院に備えてありますし、金沢市役所市民課や各市民センターにもあります。

提出すべき期限は、亡くなられたことを知った日を含んで7日以内となっています。海外で亡くなられたような場合は、3か月以内と多少余裕があります。

届出人は誰でもよいのですが、提出先は故人の本籍地、死亡地、届出人の住所地から選ぶことができます。金沢市の場合は、市役所の市民課や市民センターが受け取ってくれます。

ここで一つ注意が必要なのは、故人の本籍地以外に死亡届を提出すると、住民票(除籍)の発行などに時間がかかる場合がありますから、できるだけ故人の本籍地に出される方がよいということです。

一般的には葬儀業者が、死亡届を提出してくれることが多いのですが、故人の本籍地が地元でない場合は安易に頼まず、確認・検討してからにしましょう。

 

B)死亡による変更・喪失の手続

故人が働いていた場合には、死亡退職届を会社に提出しましょう。通常は、総務・人事の担当者が、署名捺印をするだけの届を用意してくれます。

意外と知られていないのが、世帯主の変更届の提出です。故人が世帯主だった場合は、誰が世帯主になるのかを届けます。変更した日(世帯主が亡くなった日)から14日以内に提出することになっていますが、既に亡くなられた方が世帯主のままになっているケースも散見されます。金沢市の場合は、市役所の市民課や市民センターが提出先になります。

健康保険証の返還と後期高齢者資格喪失の届は医療保険課、介護保険資格喪失の届は介護保険課が窓口になります。14日以内に返還、届出することを求められています(社会保険の場合は通常、会社から返還のお願いがあります。5日以内に返還が必要となっていますが、会社からの連絡を待っていれば大丈夫です)。

なお年金受給の停止は市役所ではなく、年金事務所か年金相談センターになるので、間違えないようにお気をつけください。「年金受給権者死亡届」を提出します。

故人が弁護士や税理士などの国家資格で仕事をしているような場合には、所属会に資格証を返還する必要があります。電話をして返還方法を確認すると、郵送でも大丈夫なケースが意外と多いです。

水道、ガス、電気、電話、NHKのような契約は契約者名義の変更手続きがあります。結構面倒なように思えますが、電話を一本入れれば書類が送られてきますから、意外と簡単です。

携帯電話は、必要に応じて電話帳登録者への連絡などを済ませてから、解約しましょう。

 

Ⅽ)死亡を原因とする請求手続

未支給の年金があるならば、その請求を年金事務所か年金相談センターに申し出ます。ご本人は亡くなっておられますが、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹、上記以外の3親等内の親族の順に、代わりに受け取ることができます。14日以内の請求をしなければなりません。厚生年金の場合は10日以内となります。

故人の高額医療費を請求できるのは、世帯主のみです。申請期間は医療費を支払ったときから2年間と長めになっています。市役所の医療保険課と市民センターが窓口です。

国民健康保険に加入されていた方の葬祭費を請求することができるのは、葬儀を行った喪主です。葬儀費用の実費ではなく、一律5万円です。葬儀の日から2年以内に請求する必要があります。

国民健康保険以外の方の場合には、埋葬を行う人に埋葬料(家族)または埋葬費(家族以外)が支給されます。埋葬料は5万円ですが、埋葬費は上限5万円で実費が支給されます。健康保険組合に申し出ましょう。亡くなった日から2年以内に請求できます。

その他、金沢市では生活困窮のために葬祭を行うことができない場合に扶助を行っていますので、市役所の生活支援課に問い合わせてみましょう。

故人が加入していた趣味や社会貢献団体があれば、死亡の連絡をするついでに弔慰金の有無を確認してみてもよいでしょう。

 

Ⅾ)所得税の準確定申告

亡くなった方に所得があるならば、準確定申告をしなければなりません。亡くなったことを知った日から4か月以内です。故人が自営業を営んでいたような場合には、確実に準確定申告を行います。また、年収2,000万円を超えるような会社員だった場合も必要になります。

 

E)残された人の手続

結婚時に姓を変えた生存配偶者は、元の姓に戻すことができます。また姻族関係終了届を提出することで、亡くなった配偶者の親との姻族関係を解消することができます。市民課や市民センターに届けを提出します。

条件が揃えば、場合によって児童扶養手当を申請できる場合があります。市役所の福祉総務課に相談しましょう。

通常生命保険の受取人は、相続人になっているはずです。3年を過ぎると生命保険金を請求できないということになっていますが、3年を過ぎても請求できるケースがありますから、直接電話をかけて確認してみましょう。

心泉の永代供養墓
心泉の家族葬
心泉の一日葬と永代供養墓セット

寺院墓地から樹木葬まで!5つの埋葬場所のメリットとデメリット

心泉御廟

昨今、故人を埋葬する場所は多様になってきています。故人への想いと、自分自身の利便性に合わせて埋葬する場所を選ぶことができるのは大変に嬉しいことです。しかし、寺院墓地と永代供養墓はどのような点が違うのでしょうか?霊園と納骨堂の違いは?

今回は寺院墓地、霊園、永代供養墓、納骨堂、樹木葬の5つの埋葬場所の違いについてみていきたいと思います。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分と故人にとって最も適切な埋葬場所を選ぶヒントとしてください。

5つの埋葬場所

故人の埋葬場所には以下の5つのものがあります。

寺院墓地 寺院が管理・運営する墓地。檀家制度があることが多い
霊園 寺院と無関係の墓地。民営と公営がある
永代供養墓 寺院が管理・運営する墓地で、永続的に供養が行われる
納骨堂 屋内に遺骨を納めることができるもの。寺院運営、民営と公営がある
樹木葬 遺骨を土の中に埋葬し、花木を墓碑とする。寺院運営、民営と公営がある

寺院墓地や霊園は長らく一般的でしたが、昨今は納骨堂や樹木葬を選択する人も増えてきています。それぞれにメリットとデメリットがあるため、故人をどこに埋葬するかは十分に吟味する必要があります。

5つの埋葬場所のメリットとデメリット

以下では、5つの埋葬場所について、それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。

寺院墓地

メリット:管理しているのが寺院であり、法要の際に必要なものをすべて用意してくれます。また寺院による管理のため、墓地が常に綺麗に保たれています。

デメリット:檀家になる必要があり、管理費は寺院によってさまざまです。また檀家になると寺院の行事に参加する必要も出てきます。

霊園

メリット:檀家制度がなく、どんな宗教・国籍でも利用できます。公営霊園は費用が安く済みます。墓石の形を自由に選ぶことができます。

デメリット:郊外にあることが多く、交通の便が悪いことが多いです。民営霊園は管理費が高い傾向があります。

永代供養墓

メリット:使用料が比較的安いです。管理を寺院に任せることができるため、身寄りのない人でも永続的に供養を受けることができます。

デメリット:合祀された場合、遺骨を移動させたり、取り出すことができません。

納骨堂

メリット:屋内であり、天候に左右されずにお参りができます。都会の真ん中にあることも多く、利便性がよいです。

デメリット:管理期間が定められている場合があります。納骨できる人数も制限があり、それ以上に納骨する場合は別の納骨堂を購入しなければなりません。

樹木葬

メリット:管理費が比較的安い傾向があります。宗教や・国籍の制約がありません。墓石を利用せず、自然環境に優しいです。

デメリット:自然の植物が自生しているため、墓地が荒れやすいです。そして、手入れも大変です。基本的には遺骨を移動させたり、取り出すことができません。

心泉の永代供養墓と納骨安置所のオススメポイント

個人を埋葬する場所は、あなたと故人の想いから選ぶべきです。それぞれにメリットとデメリットがあるので、じっくり吟味しましょう。

心泉の永代供養墓は浄土真宗大谷派の寺院が管理・供養をしており、一部の遺骨のみならず、すべての遺骨をしっかりと埋葬することができます。また石川県金沢市にある兼六園から徒歩圏内と立地も素晴らしく、お参りがしやすいです。古都金沢を優しく見下ろす心泉の永代供養墓は多くの人にお勧めです。

また心泉の納骨安置所「心泉御廟」は屋内型あり、永代供養墓・心泉同様に管理は法句寺が行っています。納骨安置所と同じ敷地の中にセレモニーホールや本堂もあります。そのため、家族葬や回忌法要もすぐに執り行うことができます。納骨堂には遺骨を7回忌もしく33回忌まで安置することができ、利用者のニーズに沿った供養が可能となります。

心泉の永代供養墓
心泉の家族葬
心泉の一日葬と永代供養墓セット

年末年始に亡くなった場合、葬儀や火葬はどうする?

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年末年始に家族が亡くなった場合、葬儀や火葬をどうするか悩む方も多いでしょう。とりわけ寒さが厳しくなる時期ですから、年末年始に亡くなる方も意外と多いものです。この時期は葬儀社の様子もいつもと異なり、また通常と異なった注意点があります。つつがなく葬儀・火葬を終えるために、気を付けておきたいことをまとめましたので、参考にしてください。

葬儀や火葬における、年末年始特有の事項とは?

年末年始でも、葬儀社は年中無休ですので通夜や葬儀は可能です。市町村役場でも死亡届を受け付け、火葬許可証を発行してくれます。しかし、火葬場は年末年始に休業日を設けているところが多くなっており、地域によっては12月30日から1月3日まで休業ということもあります。そのため実際には、火葬場が営業を始める日まで葬儀を待つことになります。

このため、年末はなんとか年内に葬儀をあげたい方で、年始は年末に亡くなった方の分で、それぞれ葬祭式場や火葬場は混みあいます。とはいえ東京などの大都市圏に住んでいる方でも式場や火葬場を選ばなければ、それほど待たなくても済む場合もあるでしょう。

なお、年末年始は金融機関の窓口も休みになります。最近は年末年始でもATMで引き出せることも多くなりましたが、銀行によっては年末年始にATMが使えない場合もあります。その年によっても異なりますので、予め確認しておきましょう。

年明け早々に葬儀なんてしてもいいの?

火葬場が営業を始めれば、その前日に通夜、当日に葬儀を行うことができます。実際に年始は火葬場が混みあうことからもわかる通り、年明け早々に葬儀を行う方もたくさんいます。

とはいえ、家のしきたり等も考慮する必要があります。できれば松の内が明けてから葬儀をしたいという方もおられるでしょう。この場合に注意しておきたい点は、火葬をする日が遅れるほど遺体が傷みやすくなること、またドライアイスの費用も必要という点です。従っていつ葬儀を行うかについては、葬儀社とよく相談することが必要です。

プラン選びや見積りの際に注意しておきたいこと

プランを選ぶ際の注意点は、基本的には普段の日と変わりません。葬儀はやり直しができませんから、予算の許す範囲でできるだけのことをするのが良いでしょう。家族とよく話し合って、どのようにするか決めることが大切です。

そのためにも、年末に亡くなり「急げば年内に火葬ができる」という場合は注意が必要です。あわてて葬儀を行うと、後で「あれもしてあげれば良かった」と後悔することになりかねません。十分に検討するためにも、あえて年始に葬儀を行うことも一つの方法といえるでしょう。

また参列者数も葬儀の金額に大きな影響を与えます。年末年始に参列をお願いするのは申し訳ないと思う方も多いものです。この場合は家族や親族だけを集めて、家族葬の形式を選ぶ方法もあります。故人と関わりのある方が多い場合は、必要に応じて、後日「お別れの会」の開催も検討してください。

なお、年始に葬儀を行う場合、遺体の安置期間が通常よりも長くなります。そのためドライアイスの追加料金として、1日当たり1万円程度が必要となる葬儀社が多いようです。安い金額ではありませんが適切に使わないと悪臭のもととなりますので、必要日数のドライアイス料金が見積りに含まれているかきちんと確認しましょう。

職場や親族等への連絡は?

家族が亡くなった場合は、たとえ職場が年末年始休業に入っている場合でも連絡が必要です。会社によっては慶弔休暇等の特別休暇が取得できる他、会社として弔電を送る等の対応が必要な場合もあります。まずは上司に一報を入れましょう。その後の手続きについては、上司の指示に従って下さい。

また親族への連絡は、近所の親族や、遠くに住んでいても普段から関係の深い場合は連絡すると良いでしょう。逆に普段から疎遠で遠くに住んでいる親族については、松の内が明けてから寒中見舞いも兼ねて連絡することも一つの方法です。

故人を悔いなく送り出すために

ここまで、年末年始に亡くなった場合のポイントを記載しました。基本的には、普通の日と多少異なる点はあるとはいえ、やるべきことは変わりません。むしろ年末年始とはいえ、普通の日と同じような対応をしなければならないということがポイントといえるでしょう。

年始に葬儀を行う場合は、亡くなってから葬儀までの日にちが多少伸びることが多いものです。その間、気持ちの整理をすることも良いでしょう。葬儀社に遺体を安置している場合は、毎日会いに行くことも故人のためになります。

やり直しのきかない葬儀ですから、心をこめて送り出したいものです。そのためにもじっくり葬儀社の担当者と話し合って、悔いのないようにできるだけのことをすると良いでしょう。

 

心泉の永代供養墓

心泉の家族葬

心泉の一日葬と永代供養墓セット

相続放棄の正しいやり方を知ってますか?

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タレントで野球解説者の長嶋一茂さんが、既に親(長嶋茂雄)の相続を放棄していると、出演したテレビ番組(2017年10月6日放送のテレビ東京系「あの人の通帳が見てみたい!」)の中で告白されたそうです。相続するのかしないのか、それは個人の自由ですが、相続放棄というのは、どういうものなのでしょうか。一度しっかりと確認しておきましょう。

相続を理解しましょう

最近は終活の一環として相続を学ぶ方が増えてきました。しかし相続放棄を理解するには、まず相続というものをきちんと理解しておかなければなりません。そこで相続についての基本を確認しておきましょう。

相続は、被相続人(故人)が亡くなったときに始まります。相続する財産は、預貯金や不動産というものの他に、借金などの債務も含まれます。専門家は、預貯金や不動産などをプラスの財産、借金などの債務をマイナスの財産などと表現することもあります。

つまり、相続するというのは、プラス財産だけでなくマイナスの財産まで含めて全部を受け継ぐ(承継)するということです。マイナスの財産が多いと、元々の自分の財産を削ってでも、その借金などを返済しなければなりません。

限定承認とは。またその注意点について

自分の財産が減るのは困るなと考える場合には、プラスの財産の範囲でしか相続しませんという相続も可能です。これを「限定承認」といいます。借金などの債務を支払って、プラスの財産に残りがあれば相続することになります。相続したプラス財産だけでは借金を全部払えない場合に、自己の財産から借金などを支払う必要はなくなります。注意点は、相続人が複数いる場合、全員で限定承認をする必要があるということです。限定承認は、家庭裁判所に申し立てることが必要です。

相続放棄とはどういう状態のこと?

相続放棄とは、プラスの財産もマイナスの財産もすべて引き継がない(承継しない)ということです。より正確にいうと、相続人ではなくなるということです。法律では、被相続人(例えば親)が亡くなる前には相続放棄はできないとなっています。被相続人が亡くなって初めて相続が生じるのですから、被相続人の生存中には相続を放棄することはできないと考えれば、分かりやすいでしょう。

そして、相続放棄をするには家庭裁判所に申し立てる必要があります。相続人どうしの会話の中で、「俺は相続放棄をするから、あとは好きに分けてもらって構わないよ」というのは、相続放棄とはなりません。冒頭の長嶋一茂氏のニュースは、まさにこの状態ではないでしょうか。もしも長嶋茂雄氏が亡くなったときに、一茂氏が家庭裁判所に「父、長嶋茂雄の相続を放棄します」と申し出たならば、そこでようやく相続放棄が認められるのです。

遺産分割協議書の「相続を放棄する」はOK?

遺産分割協議書の中に、「●●は相続を放棄する」という記載が見受けられます。確認してみると、家庭裁判所には申し立てていないというケースが実際にあります。これは法律的には、相続放棄とは認められません。相続する割合がゼロと言うだけです。相続する割合がゼロなんだから相続放棄と代わりがない、と思われますか?残念ながら相続放棄と相続割合ゼロは全く異なります。相続放棄は相続人でなくなりますが、相続割合ゼロは相続人のままということです。万が一債権者が返済を求めてきたなら、返済の義務を負うのです。後から他の相続人に返してくれとは言えますが、債権者に他の相続人に請求してくれとは言えません。

相続放棄は正しく行わないと、もらえるものがないのに、支払いの義務だけを受け継ぐ(承継する)ことになり兼ねないのです。終活の一環として相続を勉強するのであれば、残される家族にも是非その知識を伝えていただきたいと思います。そして、あやふやなことは必ず専門家に確認しましょう。

心泉の丘でも相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。

 

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葬儀が終わっても遺族は大変!満中陰法要(四十九日法要)までにやるべきこと

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仏式の葬儀では、葬儀が終わってからも四十九日法要が待っています。この日までに予め準備するものや調整すること等がありますから、葬儀が終わっても一息つくわけにはいきません。ここでは葬家の方に少しでもスムーズに準備をすすめていただけるよう、準備や調整が必要なことをまとめました。

葬儀や火葬が終わったら、まず後飾り祭壇を準備

葬儀や火葬が終わったら、まずは後飾り祭壇を準備しましょう。遺骨などはここに置くこととなります。葬儀社で葬儀を行った場合、後飾り祭壇の準備は葬儀社の方が行ってくれる場合が多いです。

菩提寺がある等、ご自身でお坊さんに葬儀を依頼した場合は、お寺に相談しましょう。

満中陰法要(四十九日法要)までに必ず準備しておきたいもの

満中陰法要までに必ず準備しておきたいものは、以下のものがあります。

中には準備に日数が必要なものもありますので、早めに準備しておきましょう。

(1)お坊さんと参列者のスケジュール調整

法要には、お坊さんが不可欠です。葬儀を行っていただいたお坊さんはいつでも来れるわけではありませんから、早めにスケジュールの調整が必要です。特に土日祝日は法事が集中しますから、葬儀が終わった後1~2週間程度で日程を決めるようにしましょう。

これは親族等、参列者に対しても同じです。中にはシフト制の仕事をしている人もあり、この場合は前月半ばごろに翌月の勤務予定を決める場合もあります。そのため、早ければ早いほど調整はつきやすくなります。

なお、満中陰法要は没後49日に当たる日に行うことが最も良いのですが、前後してもかまいません。調整がつく日に行えば良いでしょう。その日が没後50日を多少過ぎることになっても差し支えありません。

(2)会場の予約

法要を葬儀社や貸しホール、集会所等で行う場合は、会場の予約も必要です。これも早めが良いでしょう。参列者と会食をする場合は、その手配も必要です。

 

心泉の丘には、斎場のセレモニーホール心泉のほか、御斎の間など法要に使用できる場所がありますので、お葬式と合わせ、相談頂くことが可能です。また、宿泊も可能ですので、県外に住む親族の方にご利用いただくことができます。

(3)法名軸または過去帳の準備(浄土真宗)/位牌の準備(浄土真宗以外)

 

浄土真宗では位牌は使わず、法名軸または過去帳を準備します。心泉のお葬式は、法句寺と連携しておりますので、戒名のご相談も承っております。法句寺は浄土真宗になりますが、セレモニーホール心泉は、宗派を問わずご利用いただけます。

 

浄土真宗以外の宗派では、位牌が必要です。戒名を刻印する必要があるため、制作には日数が必要です。法要1週間前では間に合わない場合がありますから、早めに準備しましょう。

(4)仏壇(お内仏)の購入

仏壇(浄土真宗ではお内仏)が自宅にない場合は、購入する必要があります。

さまざまなサイズや材質の仏壇がありますから、自宅の雰囲気に合うものを選びましょう。

(5)ご本尊の準備

ご本尊も準備しておく必要があります。必ず法要当日までには準備しておくようにしましょう。

浄土真宗の場合は、ご本尊の準備については葬儀を行ったお寺や葬儀社にお問い合わせください。法句寺でもご相談頂くことができます。

浄土真宗以外の場合、ご本尊は仏具店で購入できます。仏壇に合うサイズのものを選びましょう。

(6)その他の仏具

ローソク立てやリンなど、その他の仏具やお飾りも必要です。宗派によって用意すべきものは異なりますので、お寺や仏具店等でご確認ください。

満中陰法要(四十九日法要)までに準備することがあるもの

満中陰法要までに準備することがあるものとして、お墓があります。宗派によっては卒塔婆が必要な場合もあります。

(1)墓地

すでに先祖代々の墓があるなど、納骨先がある場合は、満中陰法要に併せて納骨する場合もあります。

墓地が無い場合は、準備する必要があります。但し納骨は3回忌までに行うことが目安とされていますので、満中陰法要では行う必要はありません。むしろ落ち着いてからじっくり検討すると良いでしょう。

 

ブログ、故人の供養に関わる人と料金は?お墓と仏壇の購入と管理編も参考にしてください

 

(2)卒塔婆(宗派による)

日蓮宗など、卒塔婆が必要になる宗派もあります。日蓮宗の場合は板に「南無妙法蓮華経」と書いてあります。他の宗派では梵字を書くこともあるようです。

詳細はお寺や仏具店、葬儀社等で確認すると良いでしょう。

早めに準備を行い、気持ちにも余裕を持って法要を迎えましょう

満中陰法要までの日数は葬儀当日から45日前後と余裕があるように見えますが、のんびり過ごしていると、調整がつかず法要が遅れてしまうことになります。

特にお坊さんをはじめとした出席者の調整はできるだけ早めに行いましょう。仏壇の準備や、宗派によっては位牌も準備に時間を要するものですから、早めに準備しましょう。

このように考えると、葬儀後2週間程度は満中陰法要の準備で忙しい日々が続くことになると思われます。しかし早めに準備をしておくと、法要当日にあわてなくて済みます。

早めに準備をすると、気持ちに余裕を持って法要にのぞめます。つつがなく法要を営むため、葬儀後一休みしたら満中陰法要の準備に取り掛かると良いでしょう。

 

参考:

株式会社加登「エッ! 知らないの私だけ!? 弔いの県民ショー ~東海・北陸・関西編」

社会実情データ図録「都道府県民の進行」

Wikipedia「真宗大谷派」

はせがわ「真宗大谷派(お東)の基本的なお飾りの仕方」

Wikipedia「板塔婆」

 

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相続で失敗しないために!遺言とエンディングノートの違いとは!?

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「相続」、よく耳にする言葉だとは思いますが、実際のところは、なかなか経験するものではありませんし、よく分からないところですよね。関連して、遺言やエンディングノートも、実際に経験された事がある方は少ないのではないでしょうか。ここでは、相続の基本的事項や、遺言とエンディングノートの違いについてお伝えしていきます。

相続とはなにか?

相続(遺産相続)とは、人が亡くなったことにより、その人の財産について一切の権利と義務を、亡くなった人の配偶者や、一定の範囲の親族が受け継ぐことです。

一切の権利と義務というのは、貯金や土地などプラスの要素にあたるものもあれば、借金などマイナスの要素となるものも含まれます。そして、死亡した人の権利や義務を受け継ぐ人のことを相続人といいます。また、死亡した人のことを被相続人、相続人が受け継ぐ財産のことを遺産(相続財産)といいます。

ひとことで相続といっても、次に挙げる4つの形態に分かれます。

①遺言によるもの…遺言にもいくつか種類があります。公正証書遺言以外の遺言の場合には、家庭裁判所の検認が必要です。

②遺産分割協議によるもの…相続人の間でどのように遺産を分けるか協議して決めます。協議された内容を記録に残す必要もあります。

③調停・審判によるもの…②の協議で決まらない場合には、家庭裁判所の調停または審判に従います。

④共同相続…遺言が無く、遺産分割前の時点では、相続人全員が共同で相続することになります。

相続人の対象範囲・順位

相続人となる人や順位は、民法により、以下のように決められています。

①配偶者は、常に相続人となります。

②子がいる場合、配偶者と子(養子含む)が相続人となります。子が死亡しているなどでいない場合、孫やひ孫が相続人となります。

③子や孫がいない場合、配偶者と直系尊属(父母などのことです)が相続人となります。

④子、孫、父母、祖父母のいずれもいない場合には、配偶者と兄弟姉妹が相続人となります。

ところで、上記の民法で定められている相続人(法定相続人)以外の人に、財産を渡したい場合には、どうしたら良いでしょうか。

これには、「遺贈(いぞう)」という方法を用います。遺贈は、遺言により被相続人の財産を相続人、相続人以外の人や、法人などに無償譲与 することをいいます。

例えば、“ずっと介護をしてくれていた次男の嫁に財産を遺したい”とか、“内縁の妻に家を渡したい”という場合、これらの法定相続人の範囲に含まれない方々にも、遺贈という方法を取ることにより、財産を渡せることになるのです。

あとは、教育機関やボランティア団体などへの寄付も、この遺贈であれば、行うことが可能です。

遺言とエンディングノートの違い

ここ数年流行っているエンディングノートですが、このノートにも多くの場合、遺産や相続について記載するところがあります。でも、ここで注意が必要です。遺言とエンディングノートの違いを知っておきましょう。

まず、エンディングノートには法律で定められた書き方はありませんし、死後の法的効力もありません。一方、遺言書は法律で定められた書き方がありますし、死後に法的効力を持ちます。

この法的拘束力を持つか、持たないかが重要です。通常、遺言書には、遺産相続に関する内容を書き記します。対して、エンディングノートには、それ以外の葬儀に関する希望や、家族や友人への感謝の気持ち、自分の経歴など、伝えたいことを何でも自由に書いていくものとなります。

エンディングノートに、相続人以外で遺産を渡したい人のことを書いておいたのに、法的拘束力がないために、実現しなかった…などということがないようにしたいものですね。

心泉の丘では、相続や遺言についてのご相談も承っています。お気軽にご相談ください。

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