葬儀に持参するのは御霊前、御仏前?御香典のマナー

20171221_葬儀に持参するのは御霊前、御仏前

お葬式に参列する際、御香典を持っていくことが有りますね。この御香典に関するマナーも知っておかないと、恥ずかしい思いをすることになりかねませんし、相手に不快感を与えてしまうこともあります。今回は、御香典に関するマナーについてお伝え致します。

御霊前と御仏前の違い

コンビニエンスストアなどで、御香典を入れる袋(香典袋)を買おうとお店に行ってみますと、表書きに「御霊前」となっているものと、「御仏前」となっているものがあり、どちらを買えばいいのだろう?とお困りになられたことはないでしょうか。

通常、お葬式に持参する場合、御霊前が一番多いと思います。御霊前は、亡くなられた方が、まだ霊として彷徨っている期間に使用します。一般的に四十九日法要までは、御霊前を使用します。

御仏前は、どういうときに使用するのかといいますと、亡くなられた方が、既に仏様となっている場合に用います。宗派では、浄土真宗、創価学会では、霊という考えが無く、即身成仏といいまして、亡くなった方は即、仏様となりますので、御霊前ではなく、御仏前を使用します。また、浄土真宗や創価学会以外の宗派では、一般的に四十九日法要を終え成仏するということで、四十九日法要以降は、御仏前を使います。

とは言いましても、お葬式に行く前に、何の宗教宗派で行われるか分からない場合が多いですよね。その場合には、ひとまず御霊前を用意しておくのが無難でしょう。または、御香典という表書きにしておくのも良いですね。

薄墨を使うことと、その意味

御霊前でも御仏前でも、御香典を入れる袋には、自分の名前を書くわけですが、この名前を書く際、本来は薄墨で書くのがマナーです。コンビニや文具店で販売している慶弔(けいちょう)用の筆ペンですと、両端の一方が弔事(ちょうじ)用として薄墨になっているものもあります。

なぜ薄墨で書くのでしょう?これは、「充分濃くなるまで、墨を硯(すずり)で擦っている時間もなく、取り急ぎ駆けつけたのです!」という意味が込められている為です。逆に濃い字で書いてあると、「充分濃くなるまで、墨を硯(すずり)で擦っていまして、余裕を持ってかけつけました!」という意味になってしまうということです。

その他、御香典については、新札を使用しないというマナーもあります。これは、あらかじめ不幸の為に用意していたようで良くないとされるからです。

このように、御香典に関するマナーがあり、気にされる方もいらっしゃいますので、注意しておきたいものですね。

受付での渡し方

本来は、袱紗(ふくさ)に包んで持参し、受付のところで袱紗から出し、袱紗の上に香典袋を乗せて渡すのが一番丁寧な渡し方です。袱紗が無く、やむを得ず香典袋を直接手に持って差し出す場合は、最低限両手を添えるようにしましょう。

このとき添える一言としては、「この度はご愁傷様でございます」が無難です。お葬式のマナーを守り、故人への敬意を伝えてください。

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